プロジェクトゾンボイドの車両の操作方法、整備など


 このページでは、プロジェクトゾンボイドの車両に関連することをざっと説明していきます。
 ビルドは41.53です。

 プロジェクトゾンボイドにおいて、車両は重要なアイテムです。
 車両があれば歩くより遙かに速く移動できて、しかも体力も消耗しません。
 プロジェクトゾンボイドのマップは広大です。
 徒歩だと、ゲーム時間で数日かかる道のりでも、車があればほんの数時間で移動できます。

 車両の作りは凝っていて、座席からライトの電球、マフラーやタイヤ、サスペンションやブレーキ、トランク、ウインドウやドア、エンジンまで耐久度が再現されていて、走ればタイヤは消耗するし、ぶつかったりすれば各部品の消耗度が減っていきます。

 車種も普通車両、大型車両、スポーツ車両と各種あって、中にはレア車両も存在しています。
 牽引することのできる荷物運搬用のトレーラーも存在します。

 残念ながらバニラには自動二輪、軍事関係の車両などは登場しません(車種を増やすMODは色々あります)。
 個人的にはバイクは登場して欲しいです。荷物が積めなさそうなので、実用性は疑問符がつくところですが。

 車両については以下をご覧ください。
プロジェクトゾンボイドの車両リスト|基本車両
プロジェクトゾンボイドの車両リスト|特殊車両

 MODの「AutoMechanics」があると車両整備スキルを上げやすいです。
AutoMechanics
 整備画面でTrainMechanicsの項目を選べば自動で部品の脱着を行います。脱着できる項目がなくなれば一時停止になります。
 ゾンビがいないところで実施しないと後ろから襲われたりするので注意が必要です。

 車種を増やすMODもお勧めです。
Filibuster Rhymes Used Cars BETA BETA BETA

車両の状態について

 車の状態は、大まかには4つあります。
 一つは廃車。乗ることも整備することも出来ません。スクラップです。
 一つは、大半の項目が真っ赤な、おんぼろ車。
 一つは、車両状態50~60前後の中古車。
 一つは、車両状態80~の車。これは貴重です。
 
 状態の悪い車両は、走れるけどエンストの可能性があり、またタイヤも長くは保ちません。
 状態が普通の車両は、少々のゾンビならひき殺せます。

 車両は整備をすることによって状態を回復させることが出来ます。
 たとえば状態の良くない車をレストアすることも可能です。
 しかしヒーターやダッシュボード、サイレンや赤色灯関連は整備不能です。
 整備については次の項で説明します。

車両整備について

 プロジェクトゾンボイドの車両は、上記の通り、大きくは普通車両(標準)、大型車両(商用)、スポーツ車両(高性能)の3種類に分かれています。
 車種は更に細かく分かれていますが、大まかな3種類のうちであれば部品の互換性があります。
 大型車両同士であれば、ボンネットやウインドウ、タイヤなど部品を付け替えることが出来ます。
 タイヤやサスペンション、ブレーキには、標準、高性能、低性能とランクがあります。

 車両整備を行うには、各種車両のマニュアルを読む必要があります。こちらも大型(商用)、普通(標準)、スポーツ(高性能)と分かれています。
 職業が自動車整備士の場合、マニュアルは読む必要はありません。
 自動車愛好家の特性がある場合は、普通と大型はすでに取得済みです。スポーツは別途マニュアルを読まなければ整備は出来ません。

 ▲車両整備画面です。
 車両のフロントでEボタンか、車両を右クリックから車両整備を選べばこの画面が出てきます。

 車両整備には工具が必要です。
 スクリュードライバー、レンチ、ラグレンチ、ジャッキがないと、各種部品の取り外しや取り付けは出来ません。 
 スクリュードライバーは、倉庫、およびゾンビから見つかることが多いです。
 レンチ、ジャッキ、ラグレンチは、倉庫や、車両のトランクから見つかります。
 ほか、タイヤの空気を入れるためのタイヤポンプがあります。
 新品のタイヤを装着する場合、空気がゼロなので、もしその状態で走行するとタイヤが外れます。

 ▲車両整備のレベルが低いと、取り付けや取り外しが失敗することがあります。失敗すると部品の耐久度が下がります。
 実行する前に、成功率が表示されます。
 もし成功率が低いようなら整備は諦めた方がいいです。
 たとえば車両整備のスキルレベルが0で燃料タンクの取り外しなどを行うのはお勧めできません。
 成功率が低すぎるせいで部品を壊してしまう可能性が高いです。
 1回の実行で消耗度が100から0になることはないですが、消耗度100が90になったりします。何度も失敗すれば、最初は消耗度は100だったのに20とかになります。0になるともう取り付けは出来ません。

 レベルが低いうちは、座席関係、電球やバッテリー、ラジオなどの取り外しと取り付けを行うとレベルが上がりやすいです。こらちはほぼ成功します。レベルが低いうちは時々失敗して消耗度が少し下がる場合もあります。
 レベルが上がっていけばタイヤやサスペンション、ウインドウなどの取り付けや取り外しの成功率は高くなり、失敗する確率は低くなっていきます。
 整備の難易度は普通車両が最も低いので、最初は普通車両の整備を行った方がいいです。

 ボンネットやトランクは、ぶつかると耐久度が減っていきます。
 修理には、プロパントーチ、溶接マスク、金属板などが必要です。
 ボンネットの消耗度がゼロの状態でぶつかるとエンジンの消耗度が下がります。
 エンジンの消耗度が極端に低くなるとエンストを頻繁に起こすようになります。
 トランクの消耗度が低くなると、積載量が減ります。

 タイヤは走行するだけで減っていきますが、普通に走っている分は、特に気にする必要はないです(消耗度が低くなければ)。
 生きているゾンビを轢いたりすると減りが早いです。
 消耗度が30以下ぐらいになると注意が必要になります。
 消耗度が0になるとパンクします。
 前輪タイヤがひとつパンクしても、走行自体は可能ですが、ブレーキをかけると不安定になる確率が高いです。
 駆動輪のタイヤがパンクすると、走行が難しくなるようです。

 ▲状態の悪い車両をレストアすることも出来ます。
 しかしヒーターなどは整備できないので真っ赤なままになります。

 車両のシートは取り外した状態だと、ダクトテープなどで補修が可能です。
 車両のドアや燃料タンクも取り外しての修理が可能です。プロパントーチ、溶接マスク、金属板が必要です。

 ボンネットなどの修理は、初回は、キャラのスキルによって変わりますが、大幅に状態が向上します。
 しかし修理を繰り返すと、数値の上限が徐々に下がっていきます。
 修理回数には上限が設定されているようです。
 つまり、壊れたからといって修理して、それを繰り返すと元通りの状態に戻せなくなります。
 無限に修理はできないので、長く使用していると、修理の効率が悪くなっていき、やがては乗り換えることになります。
 お気に入りの車両は大事に扱った方がいいです。

車両の操作方法

 操作方法は、基本的には徒歩に準じています。
 乗り込みは、運転席に近づいたら緑色の枠が出るのでE。降りるのもE。
 もし間違って後部座席に乗り込んだ場合はVボタンのラジアルメニュー上部の「シートを移動する」で座席移動が可能です。
 エンジン始動はW。画面下部のキーの部分をクリックしてもエンジンの始動が可能です。エンジンオフはN。
 Wがアクセル、AとDでそれぞれの方向へ転回。Sはブレーキ、スペースが強ブレーキ。
 強ブレーキは重要です。使った方がいいです。

 ▲Fはヘッドライト。操作パネルのライトアイコンをクリックしても点灯します。クリックして赤いならそれは故障しています。通常は緑色です。

 オートマです。ミッション車はありません。

 ▲Vはラジアルメニューが出ます。エンジン始動やオフ、車両の直結、睡眠を取るなどの動作が出来ます。パトカーなどの赤色灯やサイレンなどの操作もラジアルメニューから行います。

 クラクションはQボタンでも鳴ります。

車両の鍵、およびエンジンの直結について

 車両は鍵がないとエンジン始動が出来ません。
 職業の泥棒は、車両のエンジンを直結することができます。
 ほかの職業では、電気工学レベル1、車両整備レベル2で、エンジンが直結できるようになります。

 書籍の初心者電気工学を読み、スクリュードライバーで、テレビや電灯、エアブロワーなどを解体していきます。
 お勧めはテレビです(テレビ以外だと、業務用の器材は比較的高い経験値が入る)。
 賢者の特性があって、初心者電気工学の書籍を読んでいれば、テレビ1台の分解で9.75の経験値が入ります。
 経験値75でレベル1になるので、テレビを8台分解すればレベル1になります。

 もし特性の賢者がない場合で、かつ書籍を読んでない場合でテレビを解体すると2.5ポイント(75に到達するまでテレビを30台分解する必要あり)。
 賢者なしで書籍を読んだ場合なら7.5ポイントです。

 次は車両整備です。
 まずは車両のマニュアルを読む必要があります(商用、普通、スポーツの3種)。
 職業が自動車整備士であれば、すでにマニュアルを読んでいる状態からスタートです。
 特性の車両愛好家は、商用と普通はすでに読んでいます。スポーツは読む必要があります。

 事故車の部品を取ったりつけたりして経験をためます。
 ひとつの車両からは決まった経験値しか稼げませんが、いったんゲームを終了して再度始めればリセットがかかるようです。

 車両整備レベル2程度なら、ゲーム時間で1~2日もあれば到達できるはず。
 電気工学レベル1、車両整備レベル2になれば、車両のエンジンを直結できます。
 これで車両すべてが扱えるようになります。

 車両の鍵は、そのまま車両の鍵穴に刺さっていることもあります。
 ダッシュボードの中にあったりもします。
 周辺のゾンビが持っていることもあります。
 車両の近くに落ちていたりもします。
 また、近くの建物の中にあったりもします。

 車両の鍵を持っている場合、車両に近づくとキャラの上に鍵のアイコンが出て、運転可能であることが分かります。直結した車両も鍵アイコンが出ます。

 窓がロックされている車両でかつ鍵がない場合は、窓ガラスを割れば内部に入ることが出来ます。素手で割ると怪我するので武器を使ってください。車両を右クリックで、ウインドウをたたき割るという項目が出ます。車両整備の画面からも可能です。

エンジン修理について

 車両のエンジンは、車両がぶつかったりすると壊れていきます。最高値は100。最低値は0。
 エンジンが0でもエンジン始動は出来ますが、少し動くとエンストします。
 だいたい30ぐらいから下はエンストが頻繁に起こるようになります。

 ボンネットの耐久度が残っている場合は、エンジンの損傷は低く抑えられるようです。ボンネットが0の時に木などにぶつかったりすると大幅にエンジンの耐久度が下がります。

 ▲車両整備のレベルが4になると、普通車両のエンジン関係の整備ができるようになります。
 スポーツや大型のエンジン関係は、レベル5からになります。
 エンジン修理には、エンジン部品が必要です。
 エンジン部品は、車両のエンジンから取り外すことで手に入れます。整備工場のコンテナからも手に入ります。
 エンジン部品を取り外した車両はエンジンが0になります。

 エンジンを改造して速度をアップさせるようなことは出来ません。
 エンジンの載せ替えも出来ません。
 最高速度は車種ごとに固定されています。

車両の牽引

 車両で車両を牽引することが可能です。道具は必要ありません。

 ▲牽引したい車両のフロントかリア方向に、牽引する車両のリアを近づけます。Vボタンでラジアルメニューを出します。+マークが出来るのでそれをクリックすれば車両同士を接続することが出来ます。
 牽引解除はラジアルメニューで-をクリックします。+と-は同じ箇所に出るので、+が出るのであれば、それはつながっていません。-が出るのであれば、つながっています。

 トレーラーの牽引も同様の操作方法です。

 牽引できるのは1台まで。複数の車両を牽引することは出来ません。

 普通車両で、大型車両を牽引するのはやめておいたほうがいいです。速度が出ません。
 車両のエンジン出力や重量が関係していると思われますが詳しいことは検証していません。

燃料の給油

 車両の給油は、ガソリンスタンドで行います。
 運転席側を、スタンドの給油口方向に持ってきて停車させます。車両を右クリックで給油する表示が出ます。
 ほか、ガソリンの入ったガソリン携行缶を所持している場合、給油が可能です。
 空のガソリン携行缶があれば車両からガソリンを抜くことが出来ます。

 ガソリンスタンドは、電気が通っているときは給油可能ですが、送電が止まると給油不能になります。
 送電が止まっている場合、発電機を使えばガソリンスタンドから給油出来ます。

 発電機を使うには雑誌「発電機の使い方」を読む必要があります。
 
 発電機のある場所は、一軒家の納屋や貸倉庫のようなところにあります。大きな倉庫にはないです。
 発電機を見つけたら、ガソリンスタンドに持っていきます。

 発電機は給油ノズルの近くに置きます。
 発電機にガソリンを入れて起動すれば、給油が可能です。

「発電機の使い方」の本に関しては以下をご覧ください。
プロジェクトゾンボイド「発電機の使い方」の本

事故について

 走行中に急ハンドルを切ったりすると車両が横転することがあります。
 横転した状態から回復させるには、別車両を牽引でつなげるか、別車両を衝突させる必要があります。

 低速で建物の角にぶつかるとあり得ない動きをして横転することがあります。

 事故によりキャラが大けがを負う場合があるので、救急キットを車両の助手席に積んでおくことをお勧めします。

 事故とは違いますが、車両にウインドウがない場合、近づいてきたゾンビに引っかかれることがあるので注意が必要です。

エンジンが始動しない原因

 車両のエンジンがかからない原因はたいていはガス欠です。
 もし、ガソリンを入れたはずなのにガス欠になる場合は、ガソリン漏れを疑ってみてください。
 燃料タンクの状態が悪いか、もしくはゾンビに囲まれて、車両の燃料タンクが破損したのかもしれません。

 バッテリーの電力がない場合も、エンジン始動は出来ません。
 もし、ガス欠でもない、バッテリーでもない場合は1度バッテリーを取り外して、改めて取り付けると、エンジンがかかるようになるかもしれません。

 ▲バッテリーは、消耗度のほか、残量という項目があります。
 残量がゼロになるとエンジンはかからないはずです。通常使用においては特に意識することはないです。

車両関連のイベント

 車両関連のイベントは至る所で見ることが出来ます。

・事故車両イベント 道路上に、事故を起こして放置された車両があります。どちらも車両状態は真っ赤です(タイヤやマフラーの状態が良い場合はあります)。1台の場合もあります。横転やひっくり返った状態の車もあります。トランクからその車両に応じたアイテムが手に入ります。
・パトカー封鎖イベント パトカーが道路を塞ぐように停車しており、周辺に警官ゾンビがいます。
・パンクイベント タイヤが外れた車両の近くに、乗員と思われるゾンビが徘徊しています。ラグレンチやジャッキ、新品のタイヤが手に入ります。
・道路工事イベント 大型車両が停車しており、周辺に工事関係者と思われるゾンビが徘徊。スレッジハンマーやつるはし、のこぎりなどが手に入る可能性があります。また周辺のゾンビは革手袋をしている可能性が高いです。

 ほか、何か気づいたところがあれば修正、追加していきます。

 車両については以下をご覧ください。
プロジェクトゾンボイドの車両リスト|基本車両
プロジェクトゾンボイドの車両リスト|特殊車両

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