アニメ「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」

 アニメ「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」を見ました。全12話。
 面白かった。
 土台がコメディで肩肘張らずに、何気なくみていて引き込まれて、ミステリ的な要素もあり、起承転結も良かったです。

 なぜ面白いと感じたかを考えると…。
 たいていはこの分析というのは、後知恵バイアスで説明できるため、あまり意味がありません。
 面白いが結論にあって、その理由を述べるというのはたとえばスターバックスが成功した理由みたいなものであって、再現性がない。
 しかしそれを踏まえてあえて考えてみます。

・一話3分というのは今風であるし、他の作品との差別化も果たしている。
・作者は懐古趣味があり、全編に昭和的な古くささがあるが、それが画風との落差を生んでいる。
・主題歌「銀河系まで飛んで行け!」が秀逸。単純接触効果によって耳に残る。2~11話まではイントロまで。そして最終話ではほぼ一曲(短縮版と思われる)が流れるため、カタルシスを呼び起こしやすい。

 従って主題歌「銀河系まで飛んでいけ」が、作品の面白さに大きく寄与していると思います。これがなければ、面白さはだいぶ落ちると思います。
 しかし、楽曲以外の部分、世界観、ストーリー、キャラ、作画(CG)、どれもが高レベルであることも事実なので、この本編と楽曲が合わさった結果の面白さなのだろうと思います。


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