AIの進化により、5年や10年というスパンでみると、それほど変わらないかもしれませんが、50年ぐらいの時間を考えるとなくなる仕事は多いと思います。
私は調理師として働いていましたが、いずれ調理の仕事もなくなるはずです。
冷凍食品の技術も進歩したし、ボタンを押したら、自動で料理がぽんと出てくる機械が発明されてもおかしくないです。
作りの凝った自動販売機です。
その自動販売機と、食べる場所があれば、飲食店を経営できます。
機械なら病気にはならない、不平不満もいわない、賃金をあげろとも言いません。
ホールの店員も同様だと思います。
入店して椅子に座って、パネルとボタンがあって、それを操作すると料理が出てくる。
精算は退店時にICカードで行えばいいです。
※すでに注文はタッチパネル式のお店は増えました。
コンビニの店員も、不要になると思います。
店に入り、好きな商品を手にとって、店内から出るときに、財布の中にあるICカードから勝手に精算される。
そうなれば店員は必要ありません。
車の運転を業務とする、タクシーやトラックのドライバーも、車の自動運転の技術が発達すれば必要なくなると思います。
そう考えると、ぞっとするというか、そんな世界になったら人間は何をしてお金を稼ぐのかなと不安な気持ちになります。
誤解されがちですが、ロボット(もしくはAI)が仕事をして、人間は楽をする。というのは間違いで、ロボットのオーナーが稼げるわけで、オーナーではない人間は稼げません。
現状でもそれは同じです。
私が子どもの頃、未来はロボットが働いて人間は遊んで暮らす、みたいに言われてましたが、そんな世界にはなっていません。
未来を考えると、マタイ効果というか、富める者は益々富み、持たざる者は徹底的に奪われる、みたいなことになるのかもしれません。
ベーシックインカムには懐疑的ですが、そのような世界になると、現実味を帯びてくるかもしれません。
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