ネットニュースなので真意は不確かですが、アルゼンチンで、野良犬が人間の赤ちゃんを保護して(?)、自分の子犬と一緒に温めていた記事を読みました。
犬は人間に忠実で、友情深くて、無償の愛とは言い過ぎかもしれませんが、ネットを探せば上記のような犬を見つけることができます。
犬は利口だし、可愛いし、時々、人間より犬が好きと公言する人もいたりします。
犬はどんな生き物かと考えると、人間って業が深いなとも思います。
犬という生き物は人間が作り出した生物だそうです。
言われてみれば「野生の犬」というのは存在しません。
「野生化した犬」なら、いるとは思いますが。
狼の個体のなかから、人間に懐くものを選別して交配させて、利口で、見目が良くて、人間に都合の良い個体だけを繁殖させました。
なので、可愛くない犬やバカな犬や、人間に反抗的な犬は子孫を残せず淘汰されました。
すべての犬は一種の人工生命体です。
正しいたとえがどうかは自信ありませんが、なんというか、気の合った異性が、実はロボットでしたみたいな、がっかり感を覚えます。
まあ、どちらにせよ犬は人間の良きパートナーであるのは間違いないけれど……
子供のころ、柴犬を飼っていました。
最初の頃はよく世話をしていましたが、やがては親に任せるようになりました。
今思うと、可哀相なことをしたなと思います。
追記
「弱い犬ほどよく吠える」なんてよく聞きますが、おそらくそれは、弱い犬が吠えても人間に危険はないからです。
よく吠える強い犬は、危険視されて子孫を残せなかったのだと思います。
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