福岡の単身向けマンション事情|2024

福岡市
※2024年7月現在の福岡市のお話。

 引っ越しを思案中で、最近、物件の情報を調べています。
 単身向けマンションなら家賃5万円であれば、福岡市内、どこにでも住めるかなとの印象です。
 博多駅の近くでも、5万円以下の物件は豊富にあります。
 福岡市で、家賃の高い地域は、中央区、博多区の一部等で、ほかの地域は似たり寄ったりです。
 逆に家賃が安いのは、東区や西区の外れ、城南区の一部です。

 室内が狭い、駅から遠い、築年数が30年以上であれば、3万円台後半から4万円台前半も珍しくないです。
 4万円以下の物件は、立地や設備等に何かしらのマイナス点があるかなと思います。
 中には掘り出し物というか、その地域の平均より安い物件もあるとは思うけど、そうそう見つかるものではないです。

 かかる金額は、家賃や共益費のほか、保険やなんとかサポート、水道代で合計6千円前後はかかります。
 つまり家賃と共益費の合計で5万円であれば、プラス5~6千円はかかることが多いです。

 いろいろと調べた結果、物件の家賃というのは、ほぼ相場通りなんだろうと思いました。
 家賃3万円ならその3万円なりの理由があり、5万円なら5万円の、7万円なら7万円の理由がある、ということです。
 狭いワンルームで、駅から遠い立地で、かつ築40年なら、当然安いです。
 駅に近くて築浅の1LDKなら、やっぱり家賃は高いです。

 市内中心部は家賃が高く、そこから離れるに従って家賃が安くなる…と思いがちだけど、そう単純なものでもないです。
 そこは需要と供給だと思います。
 市内から外れた場所は、物件の数が少ないです。
 従って、思ったほど家賃は安くないことが多いです。
 例外もあって、市内中心部から距離のあるところでも、物件の数が多いところは、家賃は安くなる傾向があります。大学のある地域は安い物件が多いです。具体的にいうと、東区なら和白駅や九産大前駅、箱崎、馬出あたり。城南区なら七隈あたりなど。

※馬出、箱崎は外国人が多いため家賃が安めなのかもしれません。

 都市ガスか、プロパンガスかによっても変わってきます。
 市内中心部に近い5万円の物件と、設備や広さ等の近い、少し市内から離れた4万円の物件だと、1万円の差があって、家賃だけ見れば4万円のほうがお得ではあるけど、市内に近い方は都市ガス、市内から遠い方はプロパンだと、かかる費用はそんなに差が出なかったりします。
 都市ガスだと月の平均4千円として、プロパンはその3倍の12000円と考えると、その差は8千円です。
 この差なら市内に近い方がいろいろと便利です。

 自分ならプロパンガスの物件は避けます。
 ちなみにオール電化の場合は、費用的には都市ガスと同じぐらいだと思います。

 あとは、本人がどこに目を向けるか、で変わってくるのかなと思います。
 通勤するなら駅から近い方がいいだろうし、在宅の仕事なら駅から遠くても問題ないだろうし、近くにスーパーマーケットがあったほうが便利だろうけど、自炊しないならコンビニが近くにあったほうが便利かもしれません。
 在宅の仕事で、通勤する必要がないのに駅の近くの物件に住むのは家賃の無駄だろうと思います(駅の近くは生活する上で便利ではあるけど)。
 また、自炊はしないのに、キッチンの広い物件もまあ無駄になるはずです。
 だから、そこら辺の、自分自身の希望というか、欲求みたいなものとの家賃との兼ね合いが大事かなと思います。

追記
 分譲賃貸の場合、オーナーが部屋ごとに違うので、部屋の値段が結構変わることがあります。
 同じような設備、同じような階数でも、オーナーによって家賃は4万円だったり、4万5千円だったりします。

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