建物に入るときや出るとき(エレベーターなども含む)、知らない人と鉢合わせになることがあります。
タイミングによってはこちらが扉を支えたり、もしくは一歩引いたり、という場面もあるし、逆に、あちらが扉を押さえてくれたり、道を譲ってくれたりします。
何かをしてもらったときは、会釈するようにしています。
小声で「すみません」または「ありがとうございます」ということもあります。
こちらが道を譲ったり、扉を支えたりすると、たいていの人は、やっぱり「すいません」や「ありがとうございます」と言ったり、会釈をします。
割合的には、半分よりは少ないかもしれません。3分の1ぐらい。会釈もしない、言葉も発さない人がいます。
失礼だと思うけど、たぶん、そういう人は、会釈をしたり、お礼を言ったりする選択肢が存在しないのだと思います。
以前、バイク通勤していた頃です。
狭い路地の奥にある駐輪場にバイクを停めていたことがありました。
バイクを出すときに、人と鉢合わせになって(たぶん近所に住む人)、その人は中年の男性でした。
中年の男性は、通路が狭いので、道の端に避けてくれましたが、私は、その人に向かって会釈をしました。
けど、中年の男性、全く反応がありません。
あれ、こちらの会釈が見えなかったのかと思って、再度会釈をしたけど、やっぱり無反応です。
ちらっと中年男性の顔を見るとうっすらと微笑していました。
そのとき(あ、この人は会釈するという行為を知らないんだ)と思いました。
会釈をする人は、会釈をされたら、反射的に会釈を返すと思います。
わざと会釈をしないのは難しい。
会釈して、会釈が返ってくると気持ちがいいものです。
けど会釈が返ってこなくても、気にしないようにしています。
会釈をしない人は、会釈をする行為が選択肢にないのだろうから。
メラビアンの法則という、見た目で人の印象が変わるという話がありますが、会釈をしない人は、損していると思います。
感じが悪いです。
会釈をする人は、感じがいいです。
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