漫画「ゴールデンゴールド」感想


 ゴールデンゴールドというコミックを読みました。
 2018年7月現在、コミックは4巻まで出ています。

 ゴールデンゴールドのジャンルですが、端的に説明するなら「ホラーサスペンス」になるでしょうか。
 コメディの要素も若干あります。
 怖くて少し面白い、みたいな。

 簡単にストーリーを紹介します。
 瀬戸内海の小島「寧島」が舞台。
 主人公は、寧島に住む少女・早坂琉花。
 早坂琉花少し感受性が高いけど、ごく平凡な女の子。

 ある日、彼女は海辺で「変な人形」を拾う。 
 彼女がその「変な人形」を山中のほこらに祀り、手を合わせたところ――その「変な人形」は突然動きだす。
 そして、彼女の祖母が経営する民宿や雑貨店が突然繁盛し始めることに。
「変な人形」はフクノカミと名付けられるも、どことなく奇異で、胡散臭い雰囲気が漂う。

 島民たちはフクノカミに操られ、島には事件が頻発するように――

「ゴールデンゴールド」はまだ4巻で、物語的にはまだ始まったばかりで、今後どうなるかは分かりませんが、少なくとも読み捨てられるような漫画ではないと思います。
 繰り返しの読書に耐えうる、希有な面白さを備えた一級のエンターテイメント作品と思います。
 アニメ化、実写映画化されてもちっともおかしくない作品です。

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