ある講演会とヒビワレックスの集会と、握手して癌が治ったことについての個人的な感想

 YouTubeで、月曜日の「虎ノ門ニュース」を見ていたところ「独立講演会の壇上の写真のときだけアクセスが減る」そうで、それをきいてびっくりしました。
「虎ノ門ニュース」は月曜日版しか見ないですが、自分も、独立講演会の壇上の写真のところは飛ばします。
 自分と同じように感じている人が多いのかなと思いました。
 とはいっても自分は録画を視聴していてライブではないから、自分のアクセスはカウントはされてないと思いますが。

 自分は青山繁晴さんは好きですが、独立講演会という集まりはどうも好きになれないです。
 ヒビワレックスの集会…と書いて分かる人がどれだけいるか疑問ではありますが、ナニワ金融道のマルチ商法の集会です。
 それにそっくり…というと、語弊があるかもしれませんが、一歩引いたところからみると、似ているような感じがするような、しないような…。「洗脳」という言葉がちらほらと。
 洗脳というと、オウム真理教とか、ネガティブな印象はありますが、どこにでもあることです。

 飲食業界に長らく携わりましたが、そういう業界でも、洗脳は間違いなくあります。
 幹部社員がアルバイトに向かって「ぼくはね、金曜日になるとね、燃えるんですよ! 今日はいくら売り上げが上がるかな、と考えるとテンション上がるんです!」と言ったりします(笑)

 少し前に、青山さんに対して批判的な動画が話題になりましたが、少しだけ見ましたが、ちょっと極論過ぎるかなという気はしました。
 けど分からなくもないです。

握手して癌が治るか

 
 癌患者が、青山さんと握手をしたら癌が消えた話は本当なのかどうか。
「虎ノ門ニュース」の動画は、自分は見ました。
 青山繁治さんは「癌が治ったそうです」と言っていましたが、同時に「おそらく偶然です」とも言っていたと思います。

 さて、握手で癌が治るかどうか。
 可能性としては誤診のほうが高いとは思います。
 病は気から、という言葉もあるとおり、思い込みが強ければ、そういうこと(癌が消える)もあったとしても不思議ではありません。
 ある宗教があったとして、熱心な信者みたいな人が、その宗教の教祖と握手したら、活力はみなぎるはずです。
 そいうことなんじゃないのかなと思います。

 自分は嘘だとは思いません。
 本当に癌が治ったのでしょう。
 偶然か、誤診(そもそも癌ではなかった、または、癌が消えたというのが誤診である可能性も)か、もしくは、可能性は低いけど、本人(患者本人)の妄想なのかもしれません。
 夢をみて、それを現実と思い込む人もいます。

 青山繁晴さんは自分は好きです。
 すごい人だと思います。

 虚言癖があるなんて思わないです。
 確かに話を盛っている部分は多少はあるかもしれませんが、基本的には誠実で善良な人だと思っています。

 しかし、熱心な信者という人たちとはちょっと距離は置きたいです。

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