更新を停止しているあいだに色々と事件が起こりました。
その中から3つピックアップしてみます。
「電車内で高校生が暴行」
電車内でタバコを吸っている男がいて高校生が注意したら、その高校生が暴行を受けた件。
ニュースでのニュアンスだと、高校生のほうは真面目で、暴行したほうがいわゆるDQNみたいな雰囲気を受けました。
しかし、別の情報によれば、高校生のほうも、野球部員で背も高く、えらくけんか腰で注意したとか、サングラスをかけていたなどの情報もあります。本当かどうかは分からないです。
・宇都宮線暴行事件「向こうが先に手を出した」容疑者は面会取材に反省ゼロ…報道されない「怒声の現場」
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電車の中にいた人は暴行を見ていただけでそれが批判されたりしましたが、そもそも事件の経緯を知っているのは当事者しかいません。ニュースになったからある程度概要は分かりますが、乗り合わせた乗客にとっては、何かトラブルが起こっているな程度の認識しかなかったはず。止めようがないです。
どちらが悪いかなら、正直、どちらも悪いです。
高校生は、注意する権限がないのに注意したのは身の程知らず。
・マスク警察|2021年11月
・公共施設の水道を出しっ放しにする若者
男は禁煙の電車の中で喫煙(加熱式タバコらしい)をしたのはマナー違反。
あと、小突く程度ならまだしても高校生に大けがを負わせるのはやり過ぎです。
この事件を受けて、もし自分がその場に居合わせたらどうしていただろうとか、答えが分からないなどと言う人を見かけましたが、簡単なことです。
状況による部分はあるにせよ、関わらないのが正解。
例として、真面目な高校生が一方的に暴行を受けている状況なら助けるべきです。しかしその高校生が自ら種をまいたのであればやはり自業自得です。
「西村賢太逝去」
作家の西村賢太さんが急逝されました。小社からは芥川賞受賞作『苦役列車』をはじめ多くの作品を刊行させていただきました。藤澤清造の命日から数日のことで、驚いております。ご冥福をお祈り申し上げます。
RT @kyodo_official: 芥川賞作家の西村賢太さん死去、54歳https://t.co/2jw1MQSWtT
— 新潮社出版部文芸 (@Shincho_Bungei) February 5, 2022
有名人の訃報に自分はそんなにショックは受けませんが、この西村賢太先生と、ベルセルクの三浦建太郎先生の逝去には驚きました。
ともに54歳。
まだ書けたはずなのにもったいないです。
惜しい人を亡くしました。
作品は「苦役列車」と「小銭をかぞえる」の2作品しか読んだことはないです。
急逝のあとにその人の著作を読むのはミーハーな感じを受けます。SNSでは結構多いけど。
本が売れなくて、世間から忘れ去られ、人知れず孤独死なんて状況に比べたら、まだ需要のある作家として亡くなったので、終わり方としては悪くなかったと思います。本人は無念でしょうけど。
ご冥福をお祈りいたします。
「古塔つみ」
イラストレーター。
盗用問題で話題になりました。
この件で初めてその存在を知りました。あまり興味のもてない絵柄です。
女性ではなく中年男性。ネカマです。
著作権のある写真をトレースして自分の作品として発表していたようです。
トレスは、悪いことではないです。イラストレーターや漫画家のほとんどはトレスはしているはず。技法のひとつに過ぎません。
しかし、ネットから拾ってきた写真をトレスするのはどう考えてもアウトです。
しかも本人は写真からトレスはしたことがないと主張しているのだから驚きです。
イラストレーターや漫画家によるトレスの著作権法違反は定期的に話題になりますが、今回の「古塔つみ」問題は女性を装っている中年男性ということが炎上に拍車をかけたのかなと思います。
今後、このような不正に対する啓蒙の意味も込めて損害を受けた企業は古塔つみに対して損害賠償請求を行って欲しいです。
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