公共施設の水道を出しっ放しにする若者

 雑誌のコラムだったのか、それともブログかSNSだったかは忘れましたが、書いている本人は高齢の女性です。
 デパートかモールか、複合商業施設のトイレに行くと若者がいて、水を出しっ放しにしながら化粧か何かをしていたそう。
 その高齢女性、蛇口を閉めて、水がもったいないと若者に注意をしたそう。

 自分が若いときは、この高齢女性が正しいと思っていました。
 水がもったいない。
 しかし、年を取ったいま、このエピソードを振り返ると、とんでもねえばあさんだなと思うようになりました。

 水がもったいないのは事実ではあるけど、この高齢女性がその若者に注意する権限はないし、いきなり水の出しっ放しを注意するのは失礼な言動だと思います。
 自分は正しい、だから相手のことを考える必要がない、なぜなら自分が正義だから――というエゴを感じます。

 その若者が自分の孫であれば、教育する責任はあると考えますが、赤の他人であれば注意するなんて傲慢もいいところです。

 自分が同じ場面に遭遇したとしても、注意することはありません。
 自分には関係がないと思ってしまうので。

 当然、事象によって変わります。
 水の出しっ放し程度なら些細なこと。
 人に危害を加えたり、施設にダメージを与えるようなことをしているなら別です。

 世の中にはいろんな人や、いろんな考え方があり、また、人によっては、その知覚能力が正常とは呼べない状態であることもあるはずです。
 自分の尺度で判断して、人に関わるのはお節介だとも思います。

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