
本年も残すところわずかとなりました。
今年はAIが発展した年だったと思います。
思えば子供のころ、MSX2+のBASICで、確かMSXマガジンにコードが書いてあったのをちまちま打ち込んで、対話プログラムみたいなもので遊んだ記憶があります。
そのプログラムは走らせると文字を入力する状態になり、ユーザーが「こんにちは」と打ち込むと、プログラムが「「こんにちは」はなに?」と聞いてきます。
ユーザーは答えを打ち込む。
すると変数の中にその言葉が入る。
次に「こんにちは」と入力するとプログラムは「こんにちは」と返します。
変数を増やしていくと、人間とコンピューターが対話ができているように見えることもある、というもの。
シンプルなものなので、いまのAIとは根本的に違うものではあるけど、その対話もどきができるプログラムからすると、いまのAIは異常ともいえる発展を遂げました。
まだ得手不得手があって、微妙なところはあるけど、あと1~2年もすれば、更にブラッシュアップされて、いまより使えるものになるだろうと思います。
現状のAI(LLM)の私の認識は、プロンプト話者の鏡のようなもので、知識の増幅装置でもあるとも思います。
未だにハルシネーション(幻覚)は多いので、自身が知らない未知の分野のことを聞くのはやめたほうがいいです。
人間の考えを整理したり、要約したり、という使い方は今のAIは得意だと思います。システム2(遅い思考)の補助です。



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