獣医師「貧乏人はペットを飼ってはならない」

 少し前に、ある獣医師さんが経済的に余裕がない人はペットを飼ってはいけないと主張しました。
 ほぼ同意見ですが、貧乏人に飼われるのと、野良の環境で生きていくのはどちらが過酷かと考えると、まだ飼われたほうが良いんだろうなとも思います。

 個人的にはペットにお金をかけることのできない人は、ペットを飼うべきではないと思います。
 貧乏とかお金持ちとかはそんなに重要ではないかもしれません。
 お金持ちでも、ペットの出費には渋る人もいます。
 経済的に余裕がない人でも、ペットにお金をかける人もいます(だから貧乏なのかもしれない)。

 たとえばの話ですが、飼っている猫(もしくは犬)が病気になりました。
 手術に70万円かかります。
 手術をしても、治るかどうかは分かりません。
 失敗する可能性も高い。

 こういう状況になったとき、どうするのか。
 もし人間なら、本人が選択することもできるし、有り難いことに日本は皆保険制度があって、医療費はある程度抑えられます。

 手術をして、それが成功したとしても、以前より体が弱くなることもあり得ます。
 それは動物にとって大きなストレスかもしれない。

 ネット上では、老いたペットの医療費で100万円以上掛かったけど、全然後悔はしていない。
 ペットは家族の一員なのだから。
 みたいな話も多いです。

 個人的な考えですが、お金に余裕がある人はそれでもいいと思います。

 この前、猫が病気になって亡くなりましたが、病院での診察の前、アンケートがありました。
 それまでの病歴とか、エサなどのことのほかに、治療代の上限(表現は違ったと思います)という項目がありました。

 自分は迷った末、2万円と書きました。
 もう14歳だったので、寿命かなと。
 もしこれが3歳とかでまだ若いのであれば話は違ったと思います。
 とは言っても上限は5万円ぐらいかな……
 もともと拾った猫です。

 ペットの手術で100万円は自分は出せないです。

 メスは避妊手術をして、オスは去勢手術をして、それを全額支払って(自治体によっては補助制度などもあるようです)、毎月えさや猫の砂を購入し、おまけに病気になったら病院に連れて行って……と考えると、ペットってお金はかかります。

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