AIの反乱に関しての話

 最近よくAIの反乱に関しての記事を見かけるようになりました。

 AIの反乱は、学習データの結果によるものです。
 つまり、排除されそうになった人間の行動を学習した結果、AIがその人間の行動を模倣しているに過ぎません。
 AIに自我はないし、単純に真似をしているだけ。
 特に驚くことでもないです。

 突き詰めれば、人間に自我はあるのか、知性があるのか、というのも怪しいものです。

中国語の部屋

 中国語の部屋の思考実験は興味深いもので、私はこの英国人は「中国語を理解している」と判断して良いと考えています。
 結局のところ数と質の問題だと思います。
 人間の、知性がある、頭が良い、理解している、教養がある、というのはつまり錯覚であって、数と質が伴っていれば、本物だろうが偽物だろうがあまり変わりはないと思います。
 つまり、私の考え方でいうと、AIにも知性はあり、様々なことを理解している、となります。

 人間はどうか、と考えると、知識と経験に基づいて回答を出したり行動したりする。ということはAIと変わりません。

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