「ベター・コール・ソウル」シーズン2の第1話「スイッチ」の感想


 ベターコールソウルのシーズン2の配信が始まりました。
 ベターコールソウルのシーズン2、第1話の冒頭は、シーズン1と同じく、全て? が終わったあと、ファストフード店の店長として働くソウル(ジミー)の様子が描かれます。
 最初みたとき、画面に出てくる男性がソウルグッドマンとは思えませんでしたが、シーズン2も同じで、最初は誰か分かりませんでした。

 それはよいとしてシーズン2の第1話ですが、シーズン1の終盤、ジミーは裁判所の駐車場で、マルコの形見の指輪を触る場面がありますが、物語はそこからスタートします。
 なんとジミーは裁判所に入って、別の法律事務所(デイヴィス&メイン法律事務所)の人間と会います。あれ? すっぽかしたんじゃなかったのかな……と思ったけど、とりあえず会いはしたけど、話は受けなかった、ということのよう。
 ジミーの待遇は確かアソシエイト(勤務弁護士)だったはずです。

 ジミーは、そのアソシエイトの話を断って、弁護士をやめます。
 ジミーはホテルのプールでぼんやり時を過ごします。そこにキムがやってきます。
 キムはジミーに、弁護士を辞めるのは間違っていると説きます。
 ジミーは、頑としてキムの言うことを聞きません。
 そこに現れるのが、なんと「ブレイキングバッド」シーズン1の4話に出てきたビジネスマン(最後は車をウォルターに燃やされる)のケン。
 ハンズフリーの携帯で話しまくるので目立ちます。
 ジミーはキムと一緒に、ケンをカモにして、高額な飲食代を払わせます。
 その勢いのまま、2人は一夜を共にします。

 終盤は、ちょっとよく分からない展開でした。
 一応、ジミーは気が変わったらしく、デイヴィス&メイン法律事務所の勤務弁護士として働くことになったようですが、演出の仕方を見ると、ジミーが夢を見ているか、もしくは妄想という感じもしないでもないです。
 いや、デイヴィス&メイン法律事務所に電話をかける直前の場面があるので、妄想や夢ではなさそうです。
 専用の部屋が与えられて、窓際に意味不明のスイッチがあって、このスイッチはタイトルとかけているみたいですが、スイッチをオフにしてもオンにしても、何も変化はありません。

 どちらにせよ、色々とブレを感じました。
 ジミー自身に、判断の迷いがある、という演出なのかもしれません。

 マイクも出てきます。
 用心棒の副業で稼いでいるようです。
 少し頼りないクライアント(薬を製造している?)は、違法な取り引きで懐が潤って、生活が派手になり、車も買い換えたりして、この車がファイアパターンのハマーで目立ちます。
 マイクは、目立つ車は取り引きには不向きだから、そのハマーには乗らないと言い張ります。
 ここで2人は契約解消となり、クライアントは1人で取り引きに向かうことに。
 クライアントは取り引きの時、ナチョに名前と住所を知られたらしく、後で家に空き巣が入ります。
 警察を呼ぶけど、その警官はクライアントの不審な点をかぎつけて、ソファの後ろに隠されている何かを発見します。
 この回では、この話はここまでです。

 とりあえず「ベターコールソウル」シーズン2の第1話「スイッチ」は、前半部分は、シーズン1の続きです。
 雰囲気も良く出ているし、面白いと感じました。

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