ボンカレーゴールドの「中辛」「辛口」「大辛」を食べ比べ

 2014年11月「ボンカレー」を発案したことで有名な大塚HD会長の大塚明彦さんが逝去されました。
 ボンカレーは、もちろん名前は知っていますが、ここ10年ぐらいは食べていません。

 ボンカレー、いまいちパッとしないというイメージだけど、レトルトカレーの定番というか王道であるのは間違いないと思います。
 家に常備しているレトルトカレーは銀座カリーかLeeです。
 いつも食べているそれらのレトルトカレーと比べてみようと思ってボンカレーを買ってきました。
 ボンカレーは湯煎の他、レンジアップでもつくることができます。
 今回はお湯で茹でました。

 まずはボンカレー中辛です。


 ▲パッケージの裏側のコピー(前面の左上にも書いてある)は「じっくり炒めた玉葱のコクと旨味」
 価格は、ひとつ130円ぐらいです。
 銀座カリーやLeeは200円前後します。
 量は、ボンカレーのほうが若干少ないです。
 個人的にカレールーは少な目、ご飯は多めで食べるので、内容量については気にならないです。

 肝心の味ですが……
 思ったよりもおいしかった。
 安っぽいかと思っていたら素朴ながらも王道で、かつスパイシーで、芳醇な味わい。
 低価格のレトルトカレーの中では、群を抜いた旨さといえるかもしれません(ほかの低価格のカレーと食べ比べたわけではないから思い込みかもしれませんが)。
 中辛だけど、そんなに辛くはありません。

 次はボンカレー辛口。


 ▲背面コピーは「カルダモンの香り際立つスパイシーな辛さ」
 味は、ピリッと辛い程度です。
 スパイシーさの影に辛さが隠れているかな程度。

 最後はボンカレー大辛です。


 ▲パッケージの緑は、あまり美味しそうな感じはしません。
 味は、ぴりりと辛いです。
 控えめな辛さですが、それでも前面に出てくる感じです。
 確かに辛口ではあるけど、大辛というほどではないと感じました。
 背面に書いているキャッチコピーは「ハバネロをブレンドしたスパイスの辛さと旨さ」

ボンカレーの味わい

 ボンカレー、どれもおいしかったです。
 ボンカレーの味ですが、紛れもないレトルトカレー、といったらなんだか褒めていませんが、想像していたよりも本格的な味わいでした。
 価格は安いけど、価格以上の味だと思います。
 銀座カリーやLeeと比べても遜色はありません。

 だけど、王道であるがゆえに、飽きやすい味といえるかもしれません。
 続けて食べるともういいや、ということになりそうだけど、また時間が経つと食べたくなりそうです。

 ちなみにボンカレーのボンはフランス語で「よい」「美味しい」などの意味があるようです。
 そういえばボンファンとかあります。

追記
 後日、甘口を食べてみました。
 甘口が一番おいしかったです。
ボンカレーゴールド<甘口>

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