クリップスタジオで絵を描くときベクターかラスターか


 クリップスタジオには、ベクターレイヤーとラスターレイヤーというものがあります。
 ベクターは、あとから線画の調整がしやすいです。ラスターに比べて、大味になりやすいです。機械的。
 ラスターは、線画の調整は難しいけど(線を太らせたりは可能)、細やかな表現ができます。アナログ的。

 最初は、ベクターでばかり描いていました。
 慣れてくると、ラスターで描くようになりました。

 なぜベクターで描いていたか? 線が上手く描けなかったからです。ベクターは、あとからいくらでも修正ができるので便利です。加えて、ちょうどIllustratorを使っていたからベクターに慣れていた点もあります。
 ラスターの場合は、消しゴムで消してから修正することになりますが、細やかな作業になります。

 風景などはベクターで描いて、人物はラスターで描くのもいいのかもしれません。
 色々調べたけど、人によって変わるみたいです。
 なので、自分に合った方を使えばいいと思います。
 個人的な感想としては、人物画の場合は、ラスターで描いている人が多いかなとの印象です(人物画でもベクターで描く人もいます)。

 自分は人物画はほぼラスターで描きます。
 背景はベクターで描くことが多いです。
 髪の毛はベクターで描いて、表情や輪郭はラスターで描く人も多いみたいです。

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