漫画「僕たちがやりました」感想


 漫画「僕たちがやりました」を読了しました。全9巻。
 ドラマのほうは未視聴です。

 予備知識なしに読み始めて、最初は、ギャグ漫画かと思ったけど、スリラー要素のある青春漫画でした。
「僕たちがやりました」を読む前に某超有名漫画家の代表的な名作を少しだけ読みましたが「僕たちがやりました」のほうが断然面白かったです。
 その代表的な名作は、自分が生まれる前の作品なので、比べるものではないかもしれませんが。

「僕たちがやりました」のあらすじを紹介すると――ちょっとしたイタズラが、思わぬ惨事を引き起こしてその結果数人が命を落とす。加害者たちは良心の呵責を抱きつつもエゴイズムにより保身に走るが、仲間割れなどで思うようにいかず……というストーリー。
 漫画よりも小説のほうがしっくりとくる物語かもしれません。

 冒頭部分は締まりがないというか緩い展開で、だらだらとした感じですが、事件が起こってからは一気にシリアスな展開になり、その緩急の差に引き込まれました。

「僕たちがやりました」は脇を固める登場人物が濃くて、ここら辺は好き嫌いが分かれそうではあります。
 すぎむらしんいち、またはもりやまつるっぽいと感じました。
 パイセンやマルは実在しそうな存在感がありました。
 マルのクズっぷりはいっそ清々しいほど。
 名前がマルで、丸い、または輪、そして和にも通じるのに、性格はエゴイズム全開というところが意外性あって良かったです。
 主要なキャラではないけどホームレスのヤングさんも突飛で面白かったです。

 想定する読者層は主人公の年齢を考えると10代後半~ぐらいなのだと思うけど、世相を反映しているというか、リアリティが高いので、アホな子供が読んだら、強い影響を受けそうな話です(その影響は間違いなく悪い方向)。

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