「ザ・ファブル」22巻(完結)感想


「ザ・ファブル」の22巻(最終巻)を読みました。
 22巻の発売日は2020年6月5日でしたが、日付が変わってすぐにプレイブックスで購入しました。

 22巻の内容は、ネットで調べてある程度知ってましたが、それでもやっぱり面白かった。
「ザ・ファブル」という漫画は殺し屋やアウトロー、ピカレスク系の漫画としては面白さはトップクラスと思います。

 22巻の最初で描かれるのは、アキラと山岡たちの対決場面です。
 アキラの圧勝で終わり。
 その後はアキラはボスと対面します。
 ボスの思惑が語られて、殺し屋稼業は廃業となって、アキラは自由の身になります。
 そのスキルは人助けにでも使えと。

 22巻は秋刀魚は出てきませんでした。
 飲食については、アキラがお弁当を食べる場面があります。

 最終巻らしく、いろいろな別れが描かれます。
 まずは、アザミやユーカリは、育ての親である山岡との別れ。
 アキラは山岡を追い詰めたけど殺すことは出来ませんでした。
 山岡を殺したのは海老原組長です。
 ユーカリが海老原組長の手にダーツを投げますが、狙いが狂いました。ユーカリはがさつなところがあるので、それが露呈しました。

 アキラは、オクトパスを辞めて、社長と別れます。
 岬にはプロポーズして、事実婚ということになりますが、アキラは旅に出るので、彼女ともいったんはお別れです。
 アキラ&洋子は、せっかく友達になれたアザミ&ユーカリとも別れます。
 殺し合いをしていた仲なのに友達というのは、野性味があっていいです(笑)

 海老原組長や、黒潮、高橋らともお別れです。
 ペットのカシラやオーイともお別れ。

 別れは、基本的には辛いものです。
 知人レベルの人との別れでも、結構堪えたりします。
 恋人が死んで、後追い自殺なんて時々聞きますが、子供の頃は全く理解できなかったけど今ならある程度の気持ちは分かります。

ザ・ファブル22巻の各エピソードの感想

 各エピソードの感想は長くなったので別に分けました。
 以下をご覧ください。
「ザ・ファブル」22巻(最終巻)の各エピソードの感想

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