料理が美味しくなる菌?

焼き鳥屋のキャベツ

 ものは同じはずなのに、お店で食べるときと家で食べる場合の味が違うと感じたことはないでしょうか。
 居酒屋で焼き鳥を注文すると生のキャベツが付け合わせであったりしますが、お店で食べる生キャベツは美味しいのに、家で食べると味気がないです。
 焼き鳥の脂のせいでしょうけど、理由はそれだけではないと思います。
 たとえば、ほっともっともやほっかほっか亭のお弁当を家で再現しようとしてもなかなか同じ味にはなりませんし、似せることはできますが、同一はまず無理です。
 目に見えない菌というか、そんなものも関係しているのかもしれません。
 あくまでそんな気がする、という話です。

店のキッチンで作るときと、家でつくるときの違い

 お店でつくる料理と家でつくる料理も、違いを感じます。
 お店のキッチンでお肉を焼いて、玉葱を炒めて調理すると美味しそうなニオイがしますが、家で同じように作っても、いまいちです。
 店舗のキッチンでつくったほうがニオイも見た目も美味しそうです。
 材料の質が違うのもあるでしょうけど、そればかりじゃないはず。

汚れたキッチンのほうが料理は美味いかどうか

 想像してみました。
 無菌室のような清潔な場所で調理した料理と、壁がススで汚れて、調理台とかもシミが浮いたような大衆食堂の厨房(注1)で調理した料理。
 どちらが美味しそうか。
 自分は、後者だと思います。
 そんなふうに考えると、料理の美味しさというのは調理する人の経験や素質も重要だけど、何かしらの菌が関与しているのかもしれません。
 ま、菌については目に見えないということもあってよく分かりません。

注1)最低限の衛生は保たれているとします。ネズミの糞が散らばっていたり、ゴキブリが常駐していたり、腐った物が平気でおいてあったりするのはNGです。

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