福岡|5歳の保育園児が送迎バスに取り残され脱水症状で死亡

 2021年7月29日、福岡県中間市で、5歳の保育園児が送迎バスに取り残され死亡する事件がありました。
 朝、5歳の男児が保育園の送迎バス(ハイエース)に乗り込んで、車内にそのまま閉じ込められて夕方発見されたとのこと。
 車中で寝ていて降りることが出来なかったのか、そこら辺は分かりません。
 運転していたのは40代の女性園長だったようです。
 普通は、降りるときに点呼というか、園児の確認をするはずです。
 管理がずさんだった可能性もありますが、たまたまその日は確認しなかったのかもしれません。

 車の運転でも、普段はしっかりと安全確認をしている。
 10回のうち9回はする。
 けど、何もないから、ついつい、10回に1回ぐらいは油断して安全確認を怠ったりする。そのときに限って死角に何かいて…というのはありがちです。

 不運が重なった結果、悲劇的な結末になることはよくあります。

 疑問なのは、内側から鍵を開けることは出来なかったのか。
 赤子なら無理だとは思うけど5歳なら可能なように思います。
 もしかするとチャイルドロックなどがかかっていて、内側から鍵が開けられなかったのかもしれません。

 車種によっては、キーオフの状態でもクラクションは作動するので、それで助けを呼ぶことも出来たのではないかと思います。
 このバスがキーオフでホーンが使えたかどうかは分かりませんが。
 とは言ってもそれは大人の考え方であって、5歳の子供なら分からないかもしれません。

 報道を見る限り、違和感がいくつかあって、なぜ車内で取り残されたのか、もし閉じ込められたとして、助けを呼んだり、自力で鍵を内側から開けられなかったのか。
 証拠もなにもありませんが、何かの罰として閉じ込めて(車に限らずどこか別の場所)、閉じ込めたことを忘れて……ということもあり得るかなと思いました。
 続報に注目したいと思います。

追記
 報道によると、チャイルドロックはかかっていなかったとのこと。
 死亡推定時刻は午後1時頃であるとのこと。

 チャイルドロックについて、5歳の子供なので、鍵が閉まっていると思い込むと、扉を開けようとはしないかもしれません。
 大人でもあります。
 出来るはずのことを出来ないと思い込むことは。
 逆もあります。
 出来ないことを出来ると思い込んでとんでもないことをする場合もあります。

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