ジブリ作品は子どもの頃は好きだったけど大人になって避けるようになりました。
嫌いとまではいかないけど、好んで視聴することはありません。
ジブリ作品で最後に視聴したのは「千と千尋の神隠し」です。
それ以降のジブリ作品は視聴していません。
ところで、ジブリ作品で一番好きなのは……
なかなか難しいところですが、作品単体なら「天空の城ラピュタ」
原作の漫画も含めて、ということなら「風の谷のナウシカ」
「風の谷のナウシカ」は、映画単体として評価すると不完全だと思います。
ちなみに視聴したことのあるジブリ作品は、
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「紅の豚」「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」
それぞれの作品の短い寸評を書きます。
「風の谷のナウシカ」
アニメ版は雰囲気とか、個々の場面は良いけど、物語としてみると中途半端だと感じます。
コミック版は読了しましたが……裏設定はすごい。
アニメと全然違うので驚きました。
歴史に残る名作だと思います。
※トップクラフトの作品ですが、ジブリに分類します。
「天空の城ラピュタ」
ナウシカ(アニメ版)と違って、物語の完成度は高いと感じました。
子どものころから何度見たか覚えていません。数十回は見ているはず。
最近は見ていませんが。
「となりのトトロ」
子ども受けを狙ったアニメとの印象。飛び飛びでしか見たことがないです。
ホラー的な見方ができるのは……偶然だと思います。
「火垂るの墓」
監督は宮崎駿ではないですが、こちらもジブリ作品。
切ない作品ですが……大人になって色々と知った後に視聴すると、少しナンセンスと思うようになりました。
海軍士官の息子を、在郷軍人会などが放っておくはずがありません(100パーセントそうなるとは限りませんが)。
確かに戦時中は、このような兄姉がいたかもしれません。孤児も多かったでしょう。リアリティは感じます。
けど、このような例が日本中至る所にあったかというと違うと思います。
うちの父の母、自分にとっては祖母ですがその祖母から、戦争中のことを聞いたことがあります。
いわく、全く物資に困った記憶はない、ひもじい思いもしなかった、とのこと。
これもひとつの例に過ぎないので、日本中がこうだったとも思いませんが。
「魔女の宅急便」
ラピュタと並んで大好きな作品でした。
大人になった後は青臭い物語に思えます。
けど、今もって好きな作品です。
「紅の豚」
何度か見たけど、面白さは分からず。
「平成狸合戦ぽんぽこ」
全く期待しないでみたら面白かった記憶があります。
「耳をすませば」
最初に観たときはすごい良かったし好きだったけど、年を取るにつれて……大嫌いになりました。
なんだろう、この体中がむず痒くなる感じ。
まあ歳をとった、ということなのかもしれません。
窓を開けて偶然2人が顔を会わせる場面がありましたが、ああいうことって時々あります。確かに。
けどそれをアニメでするなよと。寒い(原作にそのようなシーンがあるのかもですが)。
少し話が脱線するけど、中学生の頃の友達が母子家庭でした。
ある夕方、彼は家にいて、母が自転車に乗って帰宅する場面を想像します。
角を曲がって、交差点を渡って……自転車を降りて、家の扉に手をかけて……
そのとき現実に扉が開いて母が帰ってきたそうです。
まあ、偶然だと思います。
彼はおそらく、毎回そんな妄想(母が帰ってくる姿)をしていた。しかも母が帰ってくるのは同じ時間帯。何十回も妄想すれば現実がぴたりと合っても不思議ではないです。
仮面を付けたジェイソンがチェーンソー片手に家に来ると妄想して本当にジェイソンがやってきたらそれは驚くべきことです。しかし現れたのは母です。家に母が帰ってくるのは当然です。
だから、窓を開けたのも偶然。
恋をしていたら、普段と違う行動をすることが多い。たまたまです。
そしてそれを運命と考える浅はかさ!
地球屋という絶望的なネーミングセンスのなさ。
そこの爺さんとか、しょーもない自作小説とか、もうおなかいっぱいです。
「もののけ姫」
最初に視たときは好きだったけどやがてそうでもなくなりました。
別に嫌いというほどではないけど。
ちなみにこの作品は劇場に足を運びました。
「千と千尋の神隠し」
ジブリ作品に対して、懐疑を持つようになった時期に視聴した作品。
この作品、酷評も多いですが、自分は好きです。
面白いと思います。
ジブリ作品で、ナウシカ、ラピュタについで3番目に好きな作品。
おにぎりのシーンは最高。
ハクが千尋の兄では、という話がありますが、確信は持てないです。そういう裏設定が初期の頃にあったけど、いろいろあって変わりました、みたいな感じを受けました。
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