北海道の男児置き去り事件、自衛隊施設で無事保護される

 2016年6月3日、北海道で、先月5月28日から行方不明になっていた男児が無事保護されました。
 当初は父親が怪しいとか(証言が二転三転したり)言われてて、さもありなん……という感じではありました。
 クマに襲われたのでは、もしくは、たまたま通りかかった車に乗せられて誘拐されたのでは……みたいにも言われてて、警察犬が男児のニオイを追尾できなかったのもそれらの噂に拍車をかけたようです。
 とにかく、無事発見されて良かったと思います。

 謎が謎を呼ぶというか、なぜ自衛隊まで投入して探したのに男児が見つからなかったのか。
 6日間、本当に1人で過ごしていたのか。
 色々と謎はありますが、別に遭難に限った話ではないけど、偶然が重なることはあると思います。
 つまり、何か隠されていることがあるように思えて、実はない。
 偶然の産物。

 男児が28日に無人の宿舎に辿り着いて、その日から動いてないと言っているらしいけど、自衛隊側は30日に点検して、そのときに男児はいなかったと証言しています。
 おそらく、思い違いか、たまたま、男児が外を出歩いているときに自衛隊が宿舎の点検をさっと終わらせたという可能性もあります。
 誰かが男児を保護していて、大事になったので言い出せなくなり、6月5日ぐらいに自衛隊の施設にこっそりと置き去りにした可能性も、なくはないけど、自分は違うと思います。

 また、男児が6日ぶりに発見されて、すぐに固形のおにぎりを食べたのは変だと指摘する人もいます。
 確かに絶食状態でいきなりおにぎりを食べると、胃けいれんを起こしたりするかもしれません。
 とは言っても米だから、よく噛めば大丈夫かもしれません。
 ここら辺はちょっと分からないです。
 自分がもし6日間食べ物を胃に入れてなかったら、スープのようなものしか受けつけないかもしれません。
 固形物を食べるとショック死するという話は『先任将校』という、巡洋艦名取のノンフィクションで読んだことがあります。

 まあ、なんにせよ、大きな怪我もなく保護されて、喜ばしいことです。

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