8年間にわたる絵の上達の記録

 2015年の夏頃から絵の練習(模写)を始めました。
 40歳を越えてから絵を描き始めたことになります。
 同年の秋頃からちょこちょことオリジナルの絵を描きつつ、模写の練習を続けました。

 絵は子どもの頃に教科書の片隅に落書きを描いたりしていたけど、本格的に描いたことはありません。
 30歳過ぎに1度デジタル絵を描いてみようとペンタブレットを買いましたが、1ヶ月もしないうちに挫折しました。
2016年1月に描いたさくらとしのぶ
 ▲これは2016年1月頃に描いたオリジナルの絵です。
 落書きレベルではありますが、絵を描き始めたばかりにしては悪くないと思います。
 ……今となっては駄目出しは際限なく出てきますが、それは自分が成長した証明でもあります。
 あと、絵は、数学みたいに決まり切った答えがあるわけではないから、描いた本人がよしとしているなら、それはもう完成していると考えてもいいと思います。
2016年5月頃に描いた写真模写
 ▲2016年5月頃に描いた写真模写です。
 アニメチックにしています。
 ……あまり上達は見られないです。
2016年12月頃に描いた写真模写
 ▲2016年12月頃に描いた写真模写です。
 写実的な絵です。
 こういう劇画調の絵が好みです。

 これを描いたときはうまく描けたと思ったけど、後で見返すとイマイチに感じます。
2017年10頃に描いたさくら
 ▲2017年10月に描いたオリジナルの絵です。
 深見さくらというキャラ。

 だいぶ上達したと思います。
さくらがカレーを食べる絵
 ▲2017年11月に描いたオリジナルの絵。
 深見さくらがカレーを食べようとしているところ。

 これは、うまく描けたと思います。
 けど、1~2年後に見返すと、色々と粗が目立つようになっているかもしれません。

 下書きから色付け、完成まで、だいたい4~5時間程度です。

 この絵で、どれぐらいのレベルなのか。
 ある落語家(古今亭志ん生)の言葉を思い出します。

「他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。同じくらいだなと思ったら、かなり上。うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行っている」

 恐らく自分自身のことは客観的に見られないのだと思います。
 補正がかかります。

 うーん、自分の絵のレベル、難しいところですが……
 絵のうまい中学生や高校生レベル……といったところでしょうか(プロのイラストレーターを目指している高校生に比べると落ちると思います。あくまで高校生にしては絵がうまいねレベル)。
 さすがに小学生には勝てると思いたいです。

 イラスト絵は難しいものだと痛感しました。
 漫画の絵は、それに比べたら簡単と思います(漫画の種類にもよりますが)。
 漫画の絵は、数で勝負するようなところがあるから、簡素になるようです。

 漫画を描くのが簡単と言っているわけではありません。
 漫画は絵のほか、シナリオやキャラ、コマ割りとかもあるし、そういう意味では漫画を描くのは難しいと思います。

 漫画の絵のつもりでイラスト絵を描くと、違和感が出ます。
 逆もまた同様だと思います。

 昔はイラスト絵と漫画の絵の違いなんて分かりませんでした。
 両者は似ているようで別物です。

追記
さくらがカレーを食べる絵
 ▲2018年10月頃の絵。
 まだ上達しそうではありますが、のびしろがなくなってきたと感じます。

追記
さくらイラスト2022
 ▲2022年2月頃の絵。
さくらイラスト2022年2月頃
 ▲同じく2022年2月頃の絵。
PZイラスト2(修正)
 ▲2022年5月頃の絵。

 まだ伸びしろはあると思います。

コメント

  1. オリーブ君 より:

    多才な才能に脱帽です。
    しかし、多才な才能は生きていきにくいかも知れません。
    FAXもまともに扱えない高齢の車のセールスマンから1度購入したことがあります。ほとんど売れていない様子でしたが、日々雑用をこなしていました。
    宅建など取得していたなら、きっと車じゃだめだけれど不動産なら売れるかもしれないと転職したことでしょう。あいにく、この人は車の免許しか持っていなかったから現職を継続することになりました。案外転職せずに良い結果となったかもしれません。
    多才は一箇所に留めて置かないかも知れません。

    • yamabekaname より:

      コメントありがとうございます。
      何か一つのことに腰をすえてやってるみるのもいいかもしれませんね。
      将来的にはそうしたいです。

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