賄い料理は店によって様々だと思います。
お店の料理の1~2品がそのまま賄いになったり、もしくは余っている食材や、事情があってお客に出せない料理(ちょっと焦げたり、形が悪かったり)が賄いになるお店もあります。
食べる時間が決まっていて、従業員が一堂に会することもあるし、もしくは、それぞれが時間をずらして食べる場合もあります。
研修で、東京の店舗に行ったことがありますが、そのときの賄いは営業前に揃って食べていました。
その賄いとは別に、19時など遅い時間に出勤してくる従業員向けに、簡単な賄いも用意していました。
肉や野菜を炒めて、適当に味を付けます。
それを大鍋に入れて、ご飯ジャーと一緒に従業員控え室に置いておきます(蓋をした状態で)。
賄いを食べる人は「賄い、いただきます」とキッチンに声をかけて、鍋に入っている野菜炒めのようなものをオカズにご飯を食べます。
味も素っ気もない感じで、空腹を満たすだけの料理だけど、そんな食事に限って妙に美味しそうに見えたりします。
飲食店は週末は忙しいので、賄いでカレーを出す場合も多いようです。
うちのお店も、かつては金曜日の賄いはカレーでした。
手っ取り早く出せるし、前日から仕込みができます。
けど現在は、カレーは出していません。
かつてと比べると暇になりました。
10年前と比べると、売り上げは、3割程度は減っているかもしれません。
とはいっても従業員数も減っているので、忙しさは変わりありませんが。
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