旅館と電話応対の話

「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」 失礼すぎる客を「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性の回想

 上記を読んで思ったこと。
 概要を記すと、旅館で働く三十代男性が、電話で予約の問い合わせを受けて説明していると客から「日本語がおかしい、あなたは日本人?」と言われ、男性は「予約してくれなくて結構」と予約を断った、という話。

 自分が偏屈なのか、これは、客のほうが正しいのでは、この男性は、少しおかしいのでは、と思いました。
 まず「日本語がおかしい」と指摘されたことに対して男性は、

男性は他の人と比べれば話が得意ではないという自覚があったため

 原因はこれです。
 自分のことは棚にあげて、相手を必要以上におとしめているように感じました。
 まず男性のやらないといけないのは、電話対応の訓練です。
 もし、練習して、どうしても電話応対が上手にならないのなら、それは才能の問題だと思います。
 電話対応をしないで済む仕事をするべきです。
 お客も迷惑します。
 自転車に乗れない人、泳ぎができない人、歌がうまく歌えない人というのは存在しますし、それは向き不向きなので仕方がないです。
 だからこの男性が駄目である、とはなりません。ほかに才能があるのかもしれない。

 電話は、伝わる情報が声や話し方だけなので、違和感を抱きやすいのかもしれません。
 目の前で、見るからに外国人が、たどたどしい日本語で話していると、こちらも一生懸命聞こうという気になります。
 しかし電話、または文章でそれをやられると、途端に拒否感が強くなります。

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