6年ぶりにパソコンを新調|前編

パソコンが起動しないのでケースを開けてみた
 いま使っているパソコンは、2011年に作りました。自作パソコン。
 2011年に作ったと言っても、当時から残っている部品は、CPUとPCケースぐらいです。
 電源は2012年に交換、グラボは2014年、メモリとSSDは2015年に換装しています。
 マザーボードも故障したので2015年に交換。

 とりあえず構成を書いてみます。

【CPU】 i3-2120 製品コード名 Sandy Bridge 
【メモリ】PC-12800(DDR3-1600) 4GB×2 2015年に変更
【マザーボード】 GA-H61M-DS2 REV5.X 2015年に変更
【電源】ENERMAX MODU82+II 525W 80PLUS BRONZE電源 EMD525AWT-II 2012年に変更
【SSD】Crucial CT256MX100SSD1 256GB 2015年に変更
【HDD】Seagate 1.0TB ST1000DM003 2012年に変更
【グラフィックボード】ZOTAC GeForce GTX 750 1GB 2014年に変更
【ケース】アンテック SOLO
【OS】Windows10 (win7からwin10に無償アップグレード)
 
 パソコンケースの購入は調べてみたところ2007年ぐらい。
 不具合はスイッチの部分の調子が悪い程度。そのほかは特に問題ないけど、隙間に埃などが溜まって、あまり見た目は良くないです。
 あと、サイズが大きすぎます。
 10年使えば十分だから、ケースも買い換えたいと考えています。

 電源は2012年から使っているから今年で5年目です。
 電源が5年で壊れるかどうかは運だと思います。
 もう保証は切れているから極端な話、明日壊れてもおかしくはないです。
 逆にあと5年ぐらい保つかもしれません。

 とりあえず骨幹となるCPUが古いです。
 Core iシリーズでいうと第2世代(Sandy Bridge)。
 2017年現在、なんとCore iシリーズは第7世代(Kaby Lake)になっています。
 CPUを交換すると、マザボ、メモリも流用は出来ず、交換しなければなりません。
 OSも、Windows10を購入する必要があります。

 いま使っているOSはWindows10ですが、Windows7からアップグレードしたバージョンなので、もしパソコンを新調すると、まずはWindows7をインストールして、そのあと10にアップグレードする形になるはずです。
 ただ、最新CPUにはどうやらwin7をインストールするのは、できないことはないけど、少しコツがいるみたい。
 恐らく、高い確率でトラブルが発生するはずです。
 win10の製品版を買えば解決します。
 win7で四苦八苦してもいいけど、時間を無駄にしたくないのでwin10は買った方が簡単です。

 ということで、新しいパソコンを作ろうと製品を吟味してみました。
【CPU】Intel CPU Pentium G4560 3.5GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 BX80677G4560 【BOX】
【マザーボード】ASRock Intel B250チップセット搭載 Micro ATXマザーボード B250M Pro4
【電源】Corsair CX550M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS627 CP-9020102-JP
【ケース】ANTEC ATX対応ミドルタワーPCケース Performance One Series P70

 HDDが2012年から使っているのでそろそろ買い換えた方がいいです。
 けどデータ用なのでそんなに酷使はしていないし、まだ保ちそうではあります。
 交換は数年先で問題ないと考えています。保存用は別に2TBのHDDを持っているので重要なデータはそちらに入れておけばいいです。
 というかこの2TBのHDDもそろそろ更新時期です。あと1~2年。

 ビデオカードがGTX750で、結構古いけど、最近は重いゲームもしないし、もうしばらく使うつもりです。
 もし交換するとしたらGTX1050、もしくはGT1030になります。

 どちらかというとGT1030に傾いています。そんなにゲームはしないので。
 しかし性能自体はGTX750とそれほど変わらないので、わざわざ交換するまでもありません。
 消費電力が低いのは魅力ですが。

 CPUは迷いました。
 第7世代Kaby Lakeのi3 7100にしようと思ったけど、ペンティアム(G4560)でもそんなに変わらないかもしれません。
 ベンチマークソフトで数値を計れば7100が上なのは間違いありません。
 ただ、通常使用において、そんなに差はないだろうし、コストパフォーマンスではペンティアムのほうに軍配が上がります。

 それで、結局のところ現状とパフォーマンスはどう変わるのか。
 CPU、チップセット、メモリの種類なども変わって、細かな挙動は色々と差がありそうですが、ざっくりと……大まかにいって2割増しといったところ。
 実のところ1割増しぐらいかもしれません。
 新しいCPUがG4560ではなくi3 7100であれば3割増しぐらい。

 現状i3-2120が100とすると、G4560は115~120。
 i3-7100だと130オーバーといったところ。
 1世代前のG4500だと、まあ105~110ぐらいかと。
 i3-6100だと、120~130ぐらい。
 あくまでベンチマークソフトの数字上での話です。
 通常使用では、それほど大きな差はないと思われます。

 価格についてはどんぶり勘定ですが5~6万円程度です。
 5~6万円かけて、性能が2割増しはお得なのかどうか。
 部品を一新すればパソコンの寿命は当然延びますが、寿命を延ばすのが目的なら、電源を交換するだけでもいいのではと思い至りました。
 パフォーマンスを上げたいなら、CPUも交換すればいいし……
 i3-2120は、同世代のCPUの中では低性能です。
 つまり伸びしろがあります。
 CPUを同世代のi5-2400Sに交換すればパフォーマンスは2割り増しぐらい。
 i5-2400Sは、オークションで中古品を買えば5千円でお釣りが来ます。

 5万円以上かけて部品を一新してパフォーマンス2割アップか、現状のCPUと電源を交換して1万円ちょっと(ケース交換まで含めるとおよそ2万円)で、パフォーマンスは同じく2割アップ。

 ビデオカードの有無も、一つの判断材料にはなります。
 内蔵グラフィック(Intel HD Graphics)は、近年、性能が上がりました。
 かつては、3Dゲームはほぼ無理でしたが、今だと、設定を落とせば動くゲームも多いようです。
 しかし自分の場合、ビデオカードは別途ある(GTX750)ので、内蔵グラフィックについては考慮していません。
 もしビデオカードを使わないなら、第7世代CPUを選択するのがスマートかもしれません。

 ちなみに、第7世代CPUの内蔵グラフィックが100とすると、GTX750は500~600といったところのようです。
 第2世代CPUの内蔵グラフィックなら、GTX750の性能は恐らく1000を越えています。

 寿命については、部品を一新すれば5年以上は使えそうです。
 現状のCPUと電源を交換なら、うーん、こちらも少なくとも5年ぐらいは保ちそうです。

 ただ、当然ではありますが、電子部品は、突然壊れるので、5年間確実に保つ、という保証はありません。
 3ヶ月で駄目になることもあれば、2年でおシャカになることもあります。
 2011年に作ったパソコンは、マザーボードが2015年に故障したので、4年しか保ちませんでした。

 長くなったのでいったん切ります。
 後日、後編をアップします。
6年ぶりにパソコンを新調|後編

 追記
 ケースと電源を交換する前に、CPUを交換しました。
 それについては以下をご覧下さい。
6年ぶりにパソコンを新調|番外編「i3-2120→i5-2400S」

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