※ネタバレあります。
「カメラを止めるな!」を観ました。
結論から書くと、面白かったです。
楽しめました。
傑作といわれる作品だけあると思います。
モダン(現代的)な映画です。
冒頭を観た段階で、期待値の関係というか、大ヒットした映画なので、自分自身楽しみにしていたから、敷居を上げすぎたようで(そんなに面白いのかな?)と若干疑問を抱きました。
事前情報は、いっさい遮断していたつもりですし、内容について調べたこともありません。
冒頭で、作中作(劇中劇)であるということはすぐに分かりました。
俳優さんの演技に、作為的な間を感じたからです。
その通りでした。
なんだ、思った通りじゃないかと拍子抜けして冷めてしまいました。
しかし観ていくうちに冷めた感情が徐々に盛り返してきました。
中身のぎっしりと詰まった映画と思います。
結末も好感がもてました。後味は良かったです。
奇をてらったようでいて、正統派の映画であり、新時代の映画……とまでは言い過ぎかもしれないけど、とにかく今までに見たことのない映画ではありました。
三谷幸喜作品を彷彿とさせる作品ではあるけど、三谷幸喜では撮り得なかっただろうとも思います。
見終わった後、また再度観てみたいと思える映画でした。
追記2021/05/10
時間が経ってもう一度観てみました。
おもしろい。
傑作だと思います。
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