読書感想(コミック含む)

スポンサーリンク
読書感想(コミック含む)

読書感想「日輪の遺産」浅田次郎著

 浅田次郎さんの「日輪の遺産」は氏の初期の長篇作品です。  戦時中と現代が交互に展開される物語です。  著者の浅田次郎さんですが、本作「日輪の遺産」は「地下鉄に乗って」の兄弟的な作品、とどこかで語っていました。 (確か本作が映画化...
読書感想(コミック含む)

読書感想「暗いところで待ち合わせ」乙一著

 乙一さんを初めて読んだ1冊です。  乙一という作家は知っていましたが、ライトノベル系……といったらラノベ作家を下にみているような感じですが、ラノベといってもピンからキリまであります。  とはいってもやはりラノベは一般文芸と比べるとあま...
読書感想(コミック含む)

読書感想「ダークゾーン」貴志祐介著

※ネタバレありです。  貴志祐介さんの「ダークゾーン」を読みました。  舞台は、いちおう軍艦島のようですが、電脳系というかゲームの世界に入って戦っている設定なので、舞台のモデルが軍艦島、ということになるでしょうか。  最初から戦いの場...
読書感想(コミック含む)

読書感想「夢をかなえるゾウ」水野敬也著

夢をかなえるゾウ? ダジャレ本? 「夢をかなえるゾウ」という本は、小説だと思います。  正確には、自己啓発本寄りのエンタメ小説……でしょうか。  夢をかなえるぞ、という言葉と掛け合っていてダジャレ的なタイトルです。  ガネーシャとい...
読書感想(コミック含む)

読書感想「ミャンマーの柳生一族」高野秀行著

ふざけたタイトルだが中身は至って真面目  高野秀行さんの「ミャンマーの柳生一族」を読みました。  旅行記としても、ミャンマーのガイドブックとしても面白いです。  ちょっと古い作品(2006年刊行)なので、ガイドブックとしては使えない可...
読書感想(コミック含む)

読書感想「功名が辻」司馬遼太郎著

 司馬遼太郎さんの「功名が辻」  とにかくタイトルがいいです。 「功名の辻」ではなく「功名が辻」  実にいいです。  「の」だと躍動感がありません。  山内一豊は、歴史的には地味な人物だと思います。  けどそれは現代からみた...
読書感想(コミック含む)

読書感想「黄金を抱いて翔べ」高村薫著

 高村薫さんの「黄金を抱いて翔べ」を読みました。  同氏の作品としては初期の長篇になります。  筋立てはシンプルです。  結末もあっと驚くようなどんでん返しがあるわけでもありません。  しかし、面白いです。  何がスゴイって、金塊...
読書感想(コミック含む)

読書感想「安楽病棟」帚木蓬生著

「安楽病棟」を読みました。  前半は、痴呆病棟の患者たちが順々に独白していく、というストーリー展開。  中盤まではドキュメントタッチで、ミステリーとしての要素は低いです。  結末で、ミステリー的な部分が出てきますが、とってつけたような...
読書感想(コミック含む)

読書感想「暁のひかり」藤沢周平著

 表題作「暁のひかり」は大好きな短編小説です。  時の流れ、人生の儚さ、無情さを痛感させられました。  切ない物語です。  読んだあと、モヤモヤとした気持ちになりました。  後味は決して良くないけど、また是非読みたい、と思ってしまい...
読書感想(コミック含む)

読書感想「痩せゆく男」スティーブン・キング著

食べているのに痩せていく……  スティーブン・キングの「痩せゆく男」を読みました。  ジャンルはホラー系ながら、男の友情の物語……というとちょっと違うけれど、とにかく友達は大事だよね、と思った物語です。  ジネリというマフィアが「痩せ...
読書感想(コミック含む)

読書感想「ゴールデンボーイ」スティーブン・キング著

 スティーブン・キングの「ゴールデンボーイ」を読みました。  本作には、以下の2つの中篇が納められています。 「刑務所のリタ・ヘイワース」 「ゴールデンボーイ」  前半に収録されている「刑務所のリタ・ヘイワース」は映画「ショーシ...
タイトルとURLをコピーしました