漫画「ブラックラグーン」



 ブラックラグーンはひとことでいうならクライムアクションストーリーです。
 銃器などが好きな人なら楽しめます。
 話は荒唐無稽だけど、それもブラックラグーンの魅力のひとつだと思います

「ブラックラグーン」は、運び屋の組織の乗る魚雷艇の名前です。組織の名前はラグーン商会。
 そこに岡島緑郎という日本人サラリーマンが加わるところから(最初は誘拐という形で)物語がスタートします。
 名前が緑郎なので通称ロック。

 原作は広江礼威さんのコミックです。
 アニメ化もされています。
 2017年10月現在、Amazonプライムに対応しています。プライム会員なら無料で視聴できます。

 ブラックラグーンの魅力は、まずキャラがいい。
 場所(ロアナプラ)がいい。
 語られるエピソードは、結構どれも破天荒で、いやそれはあり得ないだろ……とツッコミを入れたくなりますが、ついつい見てしまいます。

 アニメ版について、これは好みによるのかもしれませんが――声優さんの演技が素晴らしい。
 くさい台詞ばかりが出てきて、そこが嫌い、という人もいるようですが、声に力んでいるところがなく、自然な演技に自分は思えました。
 自然とはまたちょっと違うかもしれません。
 なんというか……演技と自然の中間、ちょうどよいところに収まっている感じがして好感が持てます。

 ブラックラグーンは、くさい台詞満載だけど、声優さんの演技力が高いせいなのか、鼻につかないです。
 たとえば、アニメ版の寄生獣とかベルセルク(2017年の新しいほう)は、声が格好つけすぎというか、過剰な演技に思えます。
 寄生獣とかベルセルク(2017年版)のアニメ版は、自分は見る気が失せました。
 ガッツの声がなんであんなにわざとらしく低いんだろう。声優さんの問題ではなく、監督の指導かもしれませんが。
 ベルセルクは、最初のアニメ、剣風伝奇の声は自然で良かったです。

 これは監督の違いなのか、声優の違いなのか、その世界に詳しいわけではないから分かりません。
 好みの問題といえばそれまでですが。

 声に関しては、アニメ版ブラックラグーンは、完璧だと思います。

 ある人にそのことを話したところ、新しいアニメは、新人の声優を使って経費を抑えているのかも……ということでした。実際のところは不明です。
 確かに、ブラックラグーンの声優さんは、どこかで聞いた覚えのある声ばかりで、ベテラン揃いのようです。

 バラライカの声(小山茉美さん)がアラレちゃんと一緒って……驚きでした。

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