「ER緊急救命室」シーズン1の1話「甘い誘い」の感想

「ER緊急救命室」シーズン1の1話「甘い誘い」を視聴しました。
 はじめて見たのは、たぶん数十年前で、それから5回ぐらいは見ています。
 ERのファーストエピソード、パイロット版は、秀逸回だと思います。

 グリーン先生が仮眠しているところからスタートして、最後も仮眠するところで終わります。
 最初と最後がつながっている点が特徴的です。

 あらすじについては割愛します。
 大局的なストーリーというか、最終目標的なものは存在しません。
 群像劇のような側面が強い物語です。

 初期シーズンは、グリーン先生を中心として、ERに訪れた患者のエピソードが語られます。
 面白いけど、古い作品のせいか、いろいろと粗も目立ちました。
 婦長のハサウェイが自殺未遂を起こしますが、外科部長兼ER部長のモーゲンスタンが、グリーン先生と会話しますが「人望ある婦長だから助けます」とかなんとか言いますが、人望って関係ある? と思いました。自分がなければ見捨てるのかよと。

 ドラマ「ER」の魅力はいろいろとありますが、ひとつは人間関係の妙だと思います。
 前述の外科部長兼ER部長のモーゲンスタン医師は、有能な医師、組織のリーダーとして描かれますが、後のシーズンでは、寄る年波に勝てず、無能な医師になって引退することになります。
 研修生だったカーター医師は著しい成長をみせるけど、やがて患者に刺されて(確かNHKでは放送されず)、麻薬依存になったりします。

 自分が好きなキャラは、ロケットロマノです。
 シーズン1には登場しません。

 今回は初めて字幕で視聴しましたが……字幕のほうがしっくりときました。
 吹き替え版、声はたいてい合っているけどハサウェイ婦長が、ちょっと自分的にはちょっと違うと思います。
 好みの問題なのかもしれないけど、吹き替え版は、声に険を感じます。

 ER関連は以下をご覧ください。
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