年齢の若いコンテンツ制作者が「ドラゴンボール」を読んでみて「やや面白くない」と感想を述べて、炎上騒ぎになったことがありました。
自分はドラゴンボール世代です。
アニメはリアルタイムで観ていました。
漫画は、ジャンプを購読していたことはないので、あまり読んだ記憶はありません。
友達の家に行き、DBの単行本があれば暇つぶしに読んだり、借りたりした経験はあります。
大人になってから、ドラゴンボールの漫画は、3回ほどは初めから終わりまで読んだ経験があります。
直近で読み返したのは、1年ほど前のことです。
自分の感想としては「やや面白い」
漫画のドラゴンボールは42巻で完結しています。
子供の頃は異常に長い印象でしたが、いま読むと短く感じます。
個人的イメージとしては80巻ぐらい続いていたような感じを受けます。
当時も感じたことですが、舞空術が出たあたりから、ちょっと違う……空飛んじゃ駄目だ……と感じました。
今でもその考えは変わりません。
死んだ人が生き返る世界なので、空を飛ぶぐらいは大したことがないのかもしれません。
コマ割りと絵のうまさは、教科書になるレベルだと思います。
しかし「やや面白くない」という意見も仕方がないかなと思います。確かにドラゴンボールの初期の展開やエピソードは、明らかに子供向けです。
いまの自分が手塚治虫先生の漫画を読んでも同じ感想を抱きそうです。
手塚治虫先生の作品は、数えるほどしか読んだことがありませんが、どれも「やや面白くない」という感想でした。
漫画ではないけど音楽ですが、ビートルズも同じで、聴いてもいまひとつ良さが分からないです。
手塚作品もビートルズも、良いとは思うけど、後発の作品に比べて突出したものを感じません。
DBも手塚作品もビートルズも、当時は最新鋭で群を抜けた存在であったことは否定するつもりはありません。
評価されているから良いもの、売れているから良いものという考え方は、一理あるけど、それが全てではないと思います。
追記
名作といわれている「火の鳥」ですが黎明編と未来編、ヤマト編、宇宙編の途中まで読んでみました。
さすがに古すぎるせいか、自分には合いませんでした。
当時リアルタイムで読んでいたら面白く読めたかもしれません。
コメント