岡田斗司夫先生の「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」を読みました。
話し言葉だったので違和感はあったけど、動画を書き起こした書籍とのことです。
ユーチューバーが消滅することについては、翻訳の技術が発展して、リアルタイムでの翻訳が主流になるだろうから、言語の壁がなくなり、日本のユーチューバー、特にトップ以外の中間層は消滅するだろうとのこと。
個人的な考えとして、邦画と洋画は両立はしているので、YouTuberも同じように両立するのではないかと思いますが、未来予測に関しては、様々な要因が絡んでくるのでなんとも言えません。日本のYouTuberが消滅するかどうかはやや懐疑的。
ほか、いろいろと未来予測が書かれていて、いずれは調理ロボットが一般家庭にも普及するだろうとも書かれていました。
こちらの予測も個人的にはやや懐疑的です。
調理ロボットの普及は、業務用だとほぼ確定した未来だとは思います。
飲食店の一部、特に大手のチェーン店は、業務用ロボットをいずれは導入すると思います。
一般家庭においては、調理ロボットを導入するよりかは、フリーズドライや冷凍食品を活用して、料理をパッケージングしたほうが簡単なのかなと思います。
いまでも冷凍弁当のようなものがありますが、あまり普及しているようにも思えません。
冷凍弁当は、価格が高く、量が少なく、味についても平均を超えるものではないと思います。
イオンの冷凍弁当については以下をご覧ください。
・イオンの冷凍弁当「さばの味噌煮と五穀ごはん」の感想
・イオンの冷凍弁当「2種チーズのハンバーグとえびピラフ」感想
・イオンの冷凍弁当「チキンライスと デミグラスソースハンバーグ」感想
・イオンの冷凍弁当「鶏甘辛煮とひじきごはん」感想
調理ロボットについては、調理ロボットに限らないけど、その分野において、革新的な何かが登場すると、短期間で世界が一変することはあり得ます。
従って一般家庭に普及するとは思えないけれども、調理ロボットの普及が全くあり得ない話でもないです。
食材を切るとか、焼くとか炒めるなど、現在でも、何かの機能に特化した調理系のロボットは存在するので(卵焼きとかチャーハンなど)、それらを統合し、プログラムで制御できれば、それはすなわち調理ロボットと言えますから、そう突拍子もない話ではないです。
一般家庭への普及は、コストの問題はいずれ解決するとして(多く売れれば安価になる)、大きさがネックになるかなと思います。ただ、台所をつぶして、調理ロボットを置けば、できないことはないはず。
しかしそれだと大がかりな工事なども必要だろうし、面倒くささが先に立ちそうな気もします。
田舎で、周辺に飲食店がない場合などは、調理ロボットがあれば、重宝するかもしれません。
家庭用の食洗機ぐらいの大きさであれば、設置は簡単だろうけど、できることは限られるように思います。
機能の限られた調理ロボットは魅力があるとは思えません。
自分自身が調理師で、飲食店で15年ほど経験があるので、料理ができます。
なので調理ロボットに対して懐疑的に思ってしまうのかもしれません。
コメント