Fire HD 10 タブレット(2019年)の感想


 Fire HD 10 タブレット(2019年)を購入しました。
 10インチは大きいと覚悟していましたが、想像以上の大きさでした。
HD10とHD8
 ▲HD10とHD8。
 HD10の重量については、やはり「重い」です。
 寝転がって片手で使うにはぎりぎりの重さに感じました。
 アームスタンドを使うと良さそうです。

Fire HD 10の外観

 HD10の外観ですが若干ながらチープ感があります。
 質感やボタン関連などは、2017年製のHD8とほぼ一緒でした。
 接続は異なっていて、HD10はUSB-typeC。
 HD8はUSB-マイクロBです。

 Fire HD 10のインターフェイスや、性能などは他のサイトで散々取り上げられているのでここでは割愛します。
 簡単にまとめると、触った感じでは、HD10はHD8より明らかに性能は上でした。反応は良いです。
 カメラは期待しない方がいいです。とりあえず撮れるレベル。
 サウンドについて、良くもないし悪くもないしまずまずと感じました。

Fire HD 10の不具合について

 HD10について、不具合がアマゾンレビューに多く報告されています
 ダウンロードした書籍が消えるとか、液晶に黄ばみ、または光度にムラがある 動作がカクツクについて(本が開けない、開くまで時間がかかる)など。

 初期ロットだと上記のような不具合はあったのかもしれませんが、自分が購入したHD10では上記の不具合はいずれも確認できませんでした。

 HD10が届いてすぐセットアップを行い、購入済みのライブラリ内にある書籍や漫画をいくつかダウンロードしてみました。
 スムーズにダウンロードできました。
 まだ数日しか使っていませんが、特に消えたりはしていません。

Fire HD 10の液晶

 液晶の黄ばみですが、こちらも確認できませんでした。
 特に発色が悪いとかいいとかは感じません。どちらかというと液晶の写りは良いとは思います。
 光度のムラに関しては、隅の方が若干くらい程度です。言われなければ気にならないです。
 旧タイプのHD10と比べるとまた違った感想になるのかもしれませんが。

Fire HD 10の液晶は明るさ自動調節

 ひとつ気になったのは、HD10を使用していると液晶がちらつくことが何度かあったことです。
 最初は不具合かなと思ったけど、いや、液晶の明るさの自動調整が効いていると判断し、ディスプレイの設定項目をみると、「明るさの自動調節」という項目がオンになっていました。
 これをオフにすると液晶画面がちらつく現象は消えます。
 これがオンになっていると、周囲が明るいと液晶が暗くなり、周囲が暗いと明るくなります。

On Deckはオフ

 あとは、HD10に限りませんが、アマゾンのタブレットにはOn Deckという、勝手にお勧めの映画などをダウンロードする機能があります。これはオフにしておいたほうがいいです。容量や通信量を圧迫します。

 外部ストレージのSDカードについて、サンディスク製128GBを使用しています。
 このSDカードはHD8で使用していたものです。自炊した書籍などを入れています。
 HD8から取り外して、HD10にセットしましたが、HD10でフォーマットしないと使えないようです。

 ということで、SDカード内のデータをPCにコピーしました。
 改めてSDカードをHD10にセットして、フォーマットを行い、PCに待避させていたデータをSDカードにコピーしました。

 カードリーダーがあると便利です。
 HD10では試していませんが、HD8の場合、SDカードをセットした状態でPCにつなげてデータをコピーしようとすると時間がかかります。

 総じて、満足のいくタブレットだと思います。
 漫画やカラーの実用書、または雑誌などを読むにはHD10は適していると思います。読みやすいです。
 小説も読みにくいということはないですが、テキストメインの場合、そこまで画面の広さは必要としないので、特に感動などはありませんでした。

 ただ、普通のタブレットと比べると、OSが独自なので、ちょっと微妙なところはあります。
 グーグルプレイのアプリはインストールできません。
 アマゾンのコンテンツを楽しむためのタブレットとしてなら、コストパフォーマンスは高いし優秀なガジェットと思います。
 プライム会員なら、対応したKindle本や、動画やドラマが無料で楽しめますから、1台もっていて損はないです。

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