海外ドラマ「ホームランド」(S1)第4話「常に忠誠を」の感想

 海外ドラマ「ホームランド」第4話「常に忠誠を」の感想です。
 ブロディ家では、どうやらニックが妻の不貞を察知したようで不穏な空気が流れます。
 マイクもジェシカも、後ろめたいのか、弱々しい態度。
 気まずい雰囲気を払拭しようとパーティを計画しますが、そのパーティの席上、ブロディが庭に侵入した鹿を拳銃で撃ち殺します。
 海兵隊員にとって拳銃なんて玩具かもしれませんが、ふつうの民家で、しかもパーティが行われている最中に鹿を撃ち殺すのは異常です。
 妻ジェシカは取り乱して、ニックに詰め寄ります。

 キャリーは、ニコラス・ブロディ宅にカメラやマイクを仕掛けて監視をしていましたが、1ヶ月間、何も出てこなかったので、器材を撤収することになります。
 キャリーは、ニコラス・ブロディに対する疑義を晴らしていません。
 けど、監視はもうできない。
 ではどうするか。
 ニックは退役軍人のサポート集会に出席しますが、キャリーは偶然を装ってニックに近づきます。

 2人は以前、CIAの報告会で顔を合わせていたので、偶然をよそおうのも不自然ではありません。
 ニックとジェシカの夫婦仲がよろしくないのも功を奏したようです。

 キャリーは、自らの信念に忠実で、これは一貫しています。
 上から駄目といわれても、簡単には引き下がりません。
 あの手この手をつかって自らの疑問を晴らそうとします。
 ニックに近づいたのも、キャリーの性格からしたら当たり前のことかもしれません。
 見ているほうは少しハラハラしますけど。

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