KSR110のレビュー

 この記事は、管理人の別サイトからの転載です。
 掲載した時期は2003~2004年ぐらいです。
 乗っていたKSR110は初期型でした。

カワサキ「KSR110」レビュー

KSR110正面
 ▲KSR110は良いバイクだと思います。
 およそ3年間乗りました。
 乗り始めの頃は遅いと感じたけど、慣らしが終わってからアクセルを回すようになってからは――やっぱり遅かったけど、必要にして十分ではありました。
 ただ、チェーンが伸びたりすると、加速性能が落ちるので、張り具合のチェックは結構頻繁にしていました。
 ゴールドチェーンがお勧めです。
 純正は月一で調整が必要でしたが、ゴールドチェーンに変えてからはその必要がなくなりました。 

 慣らしは、大体1000㎞程度はしました(説明書には慣らしは1600㎞と書かれてあります)。
 慎重に走ったのは最初の30㎞ぐらいで、あとは普通にスピードを出しました。
 急のつく動作は控えました。
 慣らしが終わった後、全開を多様すると――後ろタイヤは5000㎞しか保ちませんでした。

 3年乗って、遅いから危ないとか、遅いから嫌な思いをしたという経験はありません。
 だけど余裕もありませんでした。

 乗らなくなった理由は色々とありますが、勤務の時間帯の関係で電車通勤も可能になったのが一つ、もう一つは道路交通法の改正によって気軽に駐車できなくなった点。
 他にも色々とあるけど上記2点が大きいです。

 運転する機会が減ったのでバイクにとっても良くないだろうと判断し、購入したバイク屋に売却しました。
 改造箇所はほぼノーマルに戻し、売却価格は9万円。
 改造パーツを売ったら合計で大体13万円ぐらいにはなりました。

「KSR110」の改造点

 通勤仕様なので、エンジンやキャブには手は入れませんでした。
 マフラーは変えましたが。

・武川油圧クラッチキット 3年間乗ったが不具合はなし。
・Rスプロケは34Tに交換。(ノーマル31) 加速は少し良くなる。最高速に変化は見られず。
・ライトバルブは明るいのに交換。
・MDFグラフィック、レッドのファイアパターン
・ナポレオンミラー 純正は後ろが見づらい。
・社外マフラー 武川ベーシック→ツキギボルテックミニ→バルバ
 ノーマルマフラーは音が小さい。音質は、カブみたい。
 武川ベーシックマフラーは音が大きい。低速、若干落ちたような気が。慣れると音は普通に。
 ツキギボルテックスミニは高回転まで良く回って、更に背中を一押しされる感じ。性能は良いが、音が小さかった。音質は上品。
 バルバマフラー(アルミ)、再加速の際のぼこつきがあまりなかった。バッフル着けると武川ぐらいの音量。バッフル外すと、耳を覆いたくなるようなうるささ。
KSR110横から

カワサキ「KSR110」諸元

型式 空冷4ストローク単気筒/SOHC2バルブ
排気量(cm3) 111
ボアxストローク(mm) 53.0×50.6
圧縮比 9.5:1
最高出力 6.2kW(8.4 PS)/8,500rpm
最大トルク 8.1N・m(0.83 kgf・m)/6,500 rpm
点火方式 CDI
潤滑方式 ウェットサンプ
始動方式 キック
キャブレター型式 キャブレター KEIHIN PB18
トランスミッション型式 常噛4段リターン
クラッチ型式 自動遠心式・湿式多板
駆動方式 チェーン
乾燥重量(kg) 84
燃料タンク容量(L) 7.3
エンジンオイル容量(L) 1.1
乗車定 1名
メーカー希望小売価格 261,450円
(本体価格249,000円、消費税12,450円)

 燃費は街乗りだと平均35㎞/Lぐらい。
 最高が41㎞/L、最低が31㎞/L。
 最高速は90㎞/hぐらい。
 調子が良ければ+2~3㎞/hぐらい。

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