2015年6月6日発売のプロトレック「PRG-300」の簡単なレビューです。
個人的な所感です。
プロトレックPRG-300の外観
プロトレックPRG-300のサイズですが、カタログ上は56×47×12.6mm(H×W×D)です。
重さは57グラム。
アマゾンの商品説明では59グラムとなっていますが、キッチンスケールで計ると57グラムでした。
プロトレックPRG-300のカラーバリエーションは4つ。
黒と青。これが基本色だと思われます。
黒とピンクは女性用と思います。
黒と黄色、白と黒の2つは反転液晶です。
最初は黒と黄色のPRG-300に目を引かれましたが、反転液晶は視認性が落ちると思って、基本色(スタンダード)と思われる黒と青を選びました。
プロトレックPRG-300の正面から
▲プロトレックPRG-300の表示板はゴテゴテしておらず、シンプルでスマートだと思います。
ケース前面の下部に、ライト用のボタンがあります。
プロトレックPRG-300の背面
▲プロトレックPRG-300の背面ですが、一見した限り、ねじ穴などは見えません。
電池交換する場合は、店舗への持ち込みになるでしょうか。
タフソーラーなので、バッテリーは長く保つはずです。
使い方にもよるでしょうが、恐らく最低でも5年以上……10年ぐらいは保つのではと思います。
ソーラー電池ではない、通常のバッテリータイプの腕時計でも5年間ぐらいは保つので(機種によっては10年を超えることも……)、それを考えると15年ぐらい保ちそうな気もしますが、寿命についてはよく分かりません。
プロトレックPRG-300の右側側面
▲プロトレックPRG-300のケース右側には3つのボタンがあります。
上が方位計測用、真ん中が気圧と温度。下は高度となります。
ボタンは滑り止めのためにギザギザになっています。
プロトレックPRG-300の左側側面
プロトレックPRG-300のケース左側は、モード切替用のボタンと、アジャスト用のボタンが配置されています。
プロトレックPRG-300の機能について
プロトレックPRG-300は方位と、気圧と温度、そして高度が計測できます。
トリプルセンサーです。
プロトレックの一部のタイプは、ケース左側にセンサーの出っ張りがある場合が多いですがプロトレックPRG-300についてはあまり目立ちません(出っ張り自体はあるけど、控えめ)。
▲プロトレックPRG-300の機能ですが、方位や温度、高度などのほか、ストップウォッチ、アラーム、ワールドタイム(世界48都市)、日の出、日の入時刻表示などの機能がついています。
タフソーラー、10BAR、10気圧防水。
マイナス10℃まで。
プロトレックPRG-300の欠点
欠点といえるかどうかは分かりませんが、プロトレックPRG-300は電波時計ではありません。
時刻については狂えば合わせればいいだけなので、その点は個人的には気になりませんでした。
1ヶ月に数分狂うならちょっと考えますが、月でいうと数秒の誤差ぐらいと思います。
タフソーラーについても、特に必要性は感じません。
タフソーラーの機能を外して、更に軽量化、更に安価にしてほしいぐらい。
プロトレックPRG-300の欠点ですが……咄嗟には思いつきませんが、あまり高価な腕時計に見えない、というのは欠点なのかどうなのか……
およそ2万円なので、高価ともいえませんが。
強いて言うなら、本格的な登山などには向いてないと思います。
周りがプロトレック6000とかを使っているのなら、PRG-300は見劣りするのは間違いないです。
使っていくうちに、なにか欠点など発見したら追記したいと思います。
プロトレックPRG-300の価格について
2015年6月発売のプロトレックPRG-300ですが、実売価格は17000円前後(ポイント還元分含む)ぐらい。
ポイントを含まないなら、およそ2万円ということです。
時計好きにとっては、2万円の腕時計なんて子供の玩具みたいなものでしょうが、2万円が高価で手が出させない人も多くいるのも確かです。
私は、2万円の腕時計は、安くもないし高くもない、普通と思います。
高いか安いか、の二択なら「高い」と思います。
腕時計なんて1000円で買えるし、それに比べると20倍ほどの価格差はよく考えるとアホらしい……とも思います。
プロトレックPRG-300の満足度
プロトレックPRG-300は、機能はそこそこ、値段もそこそこ。
山でも川でも街中でも使える万能型のデジタル時計といっても差し支えないと思います。
買って良かったです。
本格的なクライマーの人なら、PRG-300は力不足に違いありませんが、時々低山にハイキングに行く程度の人なら十分に満足できる機能と性能だと思います。
私は満足しています。
プロトレックPRG-300はどんな時計か
まとめとして、プロトレックPRG-300の性格というか、位置づけ的なことを考えてみます。
プロトレックPRG-300は、アウトドア用の腕時計として、日帰り前提として川や山に持っていくのが定番の使い方だと思います。
連泊が無理ではないけど、本格的な登山には向かないと思います。
海については、10気圧防水なので、軽く泳ぐ程度ならいいかもしれません。
それから、PRG-300はプロトレックにしては軽量でスリム、そしてコンパクトなので街中で使っても違和感はないと思います。
プロトレックにしては小さめなので、女性がつけていても変ではないと思います。
値段も高価とはいえない部類ですからガンガン使え倒せそう。
さすがにフォーマルには難しいと思います。
スーツにプロトレックなんて場違いにもほどがある、という意見もあるのは承知しています。
個人的にはそんなにおかしいとは思いませんが、考え方は人それぞれ違いますから、こちらがそうは思ってなくても、別の人にとって「場違い」なら、やはりそれを否定することもできません。
ちゃんとした場では使わないのが無難です。
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