以前調理師として働いていたけど、そのときのお話。
とある同僚(Aとしておきます)が、自分自身を真面目だと思っている気配がありました。
酒を呑まず煙草も吸わず、ギャンブルもしません。
筆者自身も、酒は弱くて、普段飲酒の習慣はありません。
煙草は辞めました。
ギャンブルは競艇を時々する程度です。
世間の尺度でいうと、筆者も充分に真面目の部類に入るとは思います。
けどそのAという同僚とはソリが合いませんでした。
ある人はそれを「同族嫌悪では?」と指摘して、うーん、それは認めたくないけど、否定も出来ません。
真面目と自分で思い込んでいるAさん、仕事が丁寧すぎて、速度は遅いほうでした。
Aさんは、真面目である、という点に価値をおいている気配が見られました。
「真面目」であれば遅くても問題ない、と思ってたのかどうかは、聞いたことがないから分かりません。
筆者としては、同僚が真面目だろうと、不真面目だろうと、どちらでもいいです。
重要視するのは仕事の正確さと速度です。
真面目を拠り所とするのは、それしか取り柄がないから、ともいえると思います。
経済力のない男性が異性に誠意をアピールするのと一緒です。
真面目なのは当たり前で、そこにプラスアルファが加わってはじめて優劣が決まるのではと思います。
真面目で、かつ仕事も丁寧で速ければ、それがベストかもしれません。
酒を呑まないとか煙草を吸わないとかギャンブルしないとか、どうでもいいです。
まあ最悪なのは、酒を浴びるほど呑んで、煙草をバリバリ吸って、有り金の全てはギャンブルで使って、しかも仕事の品質が劣悪で、速度も遅い、というタイプかなと思いますが。
何事も中庸あたりがいいのかもしれません。
自分は真面目です、すごいでしょ、というのが鼻につくというか、Aさんにとっては、真面目というのが価値のあることだと思っているところが自分は好きになれなかったです。
あんたが思っているほど、それは価値はないよということです。
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