無職競艇|2015

無職なのに競艇

※このエントリーは旧ブログでは前編中編後編の3つに分かれていましたが、リニューアルにともないひとつに統合しました。

 無職なのに競艇場に遊びに行きました。
 正確には6月末までは有職で、7月から無職です。
 最後の勤務は終えているので、事実上は無職生活に突入してはいますが。

そもそも競艇(BOAT RACE)とは

 競艇は、公営ギャンブルです。
 国が元締めです。
 いまは呼称については「BOAT RACE」と統一されているようです。
 けど「競艇」のほうがしっくりくるかなあ。古くさい印象ではあるけど。
 舟券の売り上げの75パーセントは払戻金になり、残りは自治体、従業員の給与、選手の賞金などに充てられるそうです。
 これの意味するところは、100円で舟券を買うと、75円になりますよ、ということです。

ネットで競艇

 競艇の舟券の購入ですが、インターネットでもできます。
 ネットバンキングに口座を持っていれば、申し込みができたはず。
 何年か前にやったことがありますが、際限ない(毎日、どこかで競艇は開かれている)ので、いまはもうネットではやらないようにしています。
 ネットで競艇はやめた方がいいです。
 やればやるほどお金が減っていきます。

天神駅で降りて、福岡競艇場へ向かう


 ▲小難しいことは抜きにして、楽しむことにします。
 地下鉄で天神駅まで行き、そこから歩くこと10分ぐらいで、福岡競艇場に辿り着きます。
 天気がいい。
 こんなに天気がいいのに競艇なんて……
 しかも無職なのに……(正確には6月末までは有職)。

 福岡競艇場に足を運ぶのは3年ぶりぐらいでした。
 入場には100円が必要です。
 競艇場の入口には、駅の改札みたいな機械があるので、そこに100円を入れるとゲートが開きます。
 確か10レース終了後には入場料は無料になるはず(うろ覚え)。
 レースは12まであるので11と12レースは、入場料を払わなくても観戦できるし舟券も買えます。

福岡競艇場に到着


 ▲100円を改札みたいな機械に投入して、競艇場に入ります。
 入口には、出走表のような新聞のようなものがありますから、それをいただきます。これは無料。
 ちょうど1レースの締切間際でした。
 急げば間に合ったかもしれませんが、久しぶりなので、やり方をすっかり忘れています。
 2レース目から参戦します。

舟券の買い方

 用紙があるので、それに記入します。
 3連単、3連複、2連単、2連複とか色々ありますが、詳しくは公式サイトなどで確認してください。

 競艇は1番から6番までしかありませんから、競馬よりは的中する確率は高いはずです。
 競艇の特徴としては、イン側(1~3)が強いです。
 なので、それを考えてもやっぱり当たりやすそう。
 2連複や3連複だと実際に当たりやすいですが、複は配当金が少なく、利益を出すのは難しいです。
 配当金が多いのは3連単ですが、当てるのは難しいです。

 ▲用紙に記入したあと、券売機がありますから、そこに移動して、まずはお金を入れます。
 券売機に、記入した用紙を入れます。
 問題があれば自動音声で知らせてくれて、用紙を吐き出すので、書き直してまた用紙を投入します。
 問題がなければ舟券とお釣りがでてきます。
 あとはレースが始まるまで待つだけです。
 もし、舟券が的中すれば、レース終了後に、払い戻し用の券売機に、的中した舟券を入れれば払戻金が出てきます。

福岡競艇場第2レース

 無料の出走表を確認すると、どうやら、5番の選手が飛び抜けて優秀のよう。
 ということは、5を絡めて買うべきか。
 私は2連複をよく買います。
 2連複が、当たりやすくて、払い戻しもそこそこだと思っています。
 競艇は当たらないと面白くありません。

 ▲5番を中心に買いました。
 基本的には、イン(1~2)が強いので、1番を絡めて買うべきだけどあえて外してみました。
 結果は……大外れ!
 着順は「2番1番3番」で、2連複でいうと「1-2」でした。
 ああ……1-2買おうと思ってたのに……
 よくあることです。
 500円マイナス。
 100円しか賭けられないわけではありません。
 500円でも1,000円でも10,000円でも賭けられます。
 私は基本的に100円です。
 時々は200円とか300円を賭けるときもありますが、基本的には100円。
 お金持ちは、1,000円とか賭ければいいです。

福岡競艇場のレストランで腹ごしらえ

 今日はまだ朝ご飯を食べていません。
 福岡競艇場には、1階と2階にレストランがあります。
 レストランというか、大衆食堂です。
 両方とも似ているけど、微妙に違います。

 福岡競艇場にはご当地グルメ……みたいなものはないのかな。
 回転焼きとかはあるみたいですが、福岡名物ともいえません。
 競艇場の食事は、一般的なファストフード的(ハンバーガーやビザはありませんが)なものはたいてい揃っています。
 コロッケとかから揚げとか、巻き寿司とか、おにぎりとか。
 競艇場のなかでは、食べるものに困ることはまずありません。

 ▲福岡競艇場の2階にあるレストラン入口です。
 なかに入って、左にあるカウンターで食券を買います。
 食券用の自販機はありません。
 カウンター内にいる店員さんにメニューを告げてお金を払うと食券をくれます。
 好きなところに腰掛けると、店員さんが注文の品を運んできてくれます。

 ▲和定食の食券を買って、席につきます。
 3分ぐらいで来ました。はやい。

 ▲福岡競艇場の食堂の「和定食」
・白ご飯
・お味噌汁
・卵焼き
・モヤシの酢の物
・蓮根のきんぴら
・揚げ出し豆腐
・高菜漬け
・味付け海苔
 これで500円。
 豪華な朝食です。

福岡競艇場の食堂のメニュー


 ▲福岡競艇場の2階にあるレストラン入口に張ってあるメニューです。
 福岡競艇場の食堂のメニューの一部を書き出してみます。
・ごぼう天うどん(そば) 410円
・牛丼 550円
・玉子丼 520円
・カツ丼 680円
・親子丼 620円
・カレー 520円
・魚定食 690円
・和定食 500円
・天とじ丼 800円
・カツカレー 680円
・ちゃんぽん 580円
・カレーうどん 540円
 などなど。
※価格とメニューは2015年6月現在

福岡競艇場の食堂の朝食


 ▲福岡競艇場にある食堂の朝食は400円です。
・白ご飯
・みそ汁
・納豆
・生卵
・小鉢
・味付け海苔
 これなら、あと100円出して和定食のほうが満足度は高いと思います。

 さて、次は第3レースです。

福岡競艇第3レースの予想

 福岡競艇場の食堂で和定食(500円)を食べて腹ごしらえのあとは、第3レースの舟券を購入しました。

 ▲競艇はインが強いです。
 なので「1-2」「1-3」「1-4」「2-3」
 100円ずつで、しめて400円。
 全て2連複です。
 2連複というのは、順番が逆になってもいいよ、という買い方です。
 もし着順が2番1番だったら、2連単の場合「2-1」じゃないと的中にはなりませんが、2連複の場合は着順は関係ないので「1-2」で的中になります。
 2連複は当たりやすくて、払戻金もまあまあなので、2連複はよく買います。

福岡競艇第3レースの結果


 ▲第3レースが始まりました。

 来た!
「2-3」が当たりました。
 インが強いので1番を絡めて買っていて、保険のつもりで抑えていた「2-3」が当たりました。
 運が良かったです。
 気になる金額は……

 ▲配当金440円!
 400円分を賭けていたので、40円プラスです。
 ピンポイントで「2-3」のみに賭けていれば、340円のプラスですが、ほかにも色々と賭けていたので、結局のところプラス40円でした。
 外れるよりはいいです。

福岡競艇第4レースの予想

 いまのところ1勝1敗。
 第4レースの舟券は以下のものを買いました。

 ▲「1-2」「1-3」「1-4」「1-5」
 1番を絡めつつ保険として「2-3」「2-4」も購入。
 定番の組み合わせです。

福岡競艇第4レースの結果

 第4レースが始まりました。
 水面前で観戦します。
 競艇は、スタートの直線、そして最初のカーブのところを過ぎたあたりで、だいたいの順位が決まります。
 時々逆転もあったりするけど、たいていはそのままゴールインです。

 第4レースの結果は――「1-2」
 的中!
 払戻金は690円。
 90円のプラスです。
 これで2連勝。
 当たったら数十円プラスで、外れたら数百円マイナス……ということですが、オッズ次第では、2連複でも、払い戻しが2000円とか3000円になる場合もあります。

福岡競艇第5レースの予想


 ▲競艇はやっぱりインが強いです。
 なので1番を絡めて買うことにします。
「1-2」「1-3」「1-4」「3-4」「2-3」
 合計500円。
 果たして結果は……
 ……………………
 ………………
 …………
 ……
「2-4」!!
 惜しい。
「3-4」と「2-3」は買ってたのに!
 外れです。
 これまでの成績は2勝2敗。

福岡競艇場の売店でソフトクリームを買う

 小腹が空いたので、何か食べます。
 競艇場には、食べ物は食堂もありますが、軽食を売っている店も至る所にあります。

 ▲競艇場の奥にある売店に向かいます。
 競艇場には、無料の飲み物が用意されているので、ジュース類とかは売れないはず。
 無料の飲み物は、冷水、冷たい緑茶、温かい緑茶などがあります。
 福岡競艇場の売店のメニューを一部書き出してみます。
・ゆで卵 90円
・串かつ 130円
・ソフトクリーム 210円
・ソフトドリンク類 140円~160円 
・コーヒー(ホットorアイス) 210円
・国際飯店名物特製肉まん 250円
 などなど。
※価格とメニューは2015年6月現在

 肉まんが気になります。
 国際飯店というのは、福岡競艇場の前にある食堂です。

 売店に、アルコール類は置いていません。
 ちなみにレストランのなかではビールが販売されていました。
 持ち出しは不可です。
 この売店の隣には、煙草の販売所があります。
(自分は煙草はやめました)

 ▲何を買おうか……
 ソフトクリーム!

 ▲バニラ味です。
 ソフトクリームの味は、ごくふつうでした。

福岡競艇第6レースの予想


 ▲福岡競艇第6レースで購入した舟券は「1-2」「1-3」「1-4」「2-3」「2-4」です。
 しめて500円。
 全て2連複です。
 ちなみに、競艇はだいたい12レースまでありますが、私はこの日は8レースまでしかやりませんでした。
 第1レースは見送って、2~8レースで遊びました。 

 ▲さて福岡競艇第6レースの結果ですが――
「2-3」的中!!
 当たると嬉しいものです。
 払戻金は390円だけど!
 500円賭けていたので、110円のマイナス。

福岡競艇第7レースの予想


 ▲福岡競艇第7レースは以下の舟券を購入。
「1-2」「1-3」「1-4」「2-3」「2-4」
 定番の組み合わせです。
 100円ずつで合計500円。
 結果は……!
 ………………
 …………
 ……
「1-3」的中!
 払戻金は1110円でした。
 おおー、2連複にしては高額。

福岡競艇場の売店でおやつを買う

 さっきソフトクリームを食べたばかりですが、もう少し何か食べたい気分です。
 1階にある食堂の横の売店で何か買います。

 ▲福岡競艇場の売店のお勧めは、焼きそば(240円)のようです。
 けど、さすがに焼きそばは食べる気がしません(さっきソフトクリームを食べたので)。
 ということで「から揚げ串」にしました。
 130円。

 ▲できたてじゃなくて、冷えてましたが、味は美味しかったです。 
 この売店は「焼きそば」や「から揚げ串」のほかにも「コロッケ」とか「おにぎり」、お昼時はお弁当も売っています。
 お弁当は確か410円だったと思います。

福岡競艇場の食堂は、1階と2階で微妙に違う

 福岡競艇場1階の売店の横に、レストランというか食堂があります。
 2階にも食堂がありますが、メニューは若干ながら異なっています。価格は同じぐらい。



 ▲朝食は、2階の食堂は400円でしたが1階は490円。
 1階食堂の朝食のほうが90円高価なので、多少は豪華です。

 2階の食堂は、単品メニューが充実していますが(カツ丼とか牛丼とか)、1階食堂は、単品メニューのほか、おかず類が自由に組み合わせができるシステムがあります。
 未経験だとよく分からないシステムかもしれません。
 実は、最初は1階の食堂で何か食べようと思ったけど、よく分からなかったので2階の食堂に行きました。
 来店の経験がないと、ひとりでは入りづらいと思います。
※福岡競艇場は3階にもレストランがあるようです。

福岡競艇場一階にある食堂のメニュー


 ▲福岡競艇場の1階食堂のメニューを一部書き出してみます。
・朝食 490円
・焼飯 600円
・カツ丼 680円
・カレー 520円
・カツカレー 680円
・和風ちゃんぽん 580円
・あんかけバリバリ焼きそば 600円
 などなど。
※価格とメニューは2015年6月現在

福岡競艇第8レースの予想

 さて、ちょっと用事がある関係で、自分にとって第8レースは最終です。
 通常、競艇は12レースまであります。

 ▲最後なので、一部200円ずつ賭けました。
「1-2」「1-3」「1-4」「2-4」「2-3」「3-4」
 合計1000円です。
 果たして、結果は……?
 ………………………
 …………………
 …………
 ……
「1-4」的中!!
 払戻金150円!!
 ……200円賭けていたので、2倍の300円でした。
 的中はしたけど払戻金は300円で、結局700円のマイナスでした。

福岡競艇場で1日遊んだ結果の収支

 2レースから8レースまで、7レース遊びました。
第2レース 500円賭けてすべて外れ
第3レース 400円賭けて的中、払戻金440円
第4レース 600円賭けて的中、払戻金690円
第5レース 500円賭けてすべて外れ
第6レース 500円賭けて的中、払戻金390円
第7レース 500円賭けて的中、払戻金1110円 
第8レース 1000円賭けて的中、払戻金300円

 第8レースはがっかりでした。
 舟券を買った金額は4000円です。
 払戻金は合計で2930円。
 マイナスは1070円。
 1070円で1日遊べたと思えば安いと思います。
 飲み食いを含めても2000円程度です。
 舟券の回収率は7割程度ですから、ほぼその通りの結果になりました。

次こそ本当の「無職競艇」

 面白かったので、また近いうちに競艇場に遊びに行こうと思います。
 記事のタイトルが無職競艇となっていますが、6月末までは有職で、有給の消化中でした。
 7月からは正真正銘の無職になります。
 次の競艇遊びは、本当の無職競艇になる予定です。

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