小銃発砲事件の加害者の今後

 2023年6月、岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で自衛官候補生が教官たちに発砲する事件が起きました。
 亡くなられた自衛官の方々に哀悼の意を表します。

 関係者ではないので、実際のところは分からないです。
 以下は個人の予想を含みます。

 当ブログの関連記事は以下をご覧ください。
自衛隊の射撃訓練で発砲事件

 加害者はどんな処罰を受けるか。
 1984年の山口での小銃乱射事件は、加害者は心神喪失の状態にあったとして不起訴となっています。
 報道を見る限りは、今回は心神喪失の状態ではなさそうです。
 
 永山基準でいうと「被害者が1人なら無期懲役以下。2人ならボーダーライン。3人なら死刑」とのこと。

 今回は死者2人、負傷者1人なので、永山基準でいうと無期懲役か死刑ということになります。
 18歳なので多少それが考慮されるかもしれませんが、事件の大きさや、動機によっては刑事処分相当になってもおかしくはないです。

 よくて無期懲役、悪ければ死刑。

 ちなみに無期懲役の場合、30年目での仮出所の可能性は1パーセント以下のようです。

 ヤフーニュースのコメント欄に、死刑にするべきとのコメントがありました。
 要約すると以下になります。
「軍隊は人を殺すことの出来る武器を持つ組織だから一般社会より規律が厳しくなければならない。国や国民、仲間を守るための武器を味方に向けたらどうなるのかを、処刑によって示さなければ、軍隊は敵ではなく、身内に怯えることになる」

 なるほど、と思いました。

 動機については、当事者にしか分からないと思います。
 弾薬係の1曹を狙ったのであれば、弾薬の受領は、陸自だとどこもそうだと思いますが、弾薬係が弾を数えて、射手がもう一度数えて「29発、異常なし」とダブルチェックしますが、このやりとりの中で何かがあったのかもしれません。

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