6ヶ月間の求職者支援訓練が修了

専門学校のiMAC
 2015年の秋頃、求職者支援訓練で専門学校に入学し、半年間、DTPとWEBを学び、2016年の春頃に修了しました。
 実践コースで、ジャンルは広告デザインです。

 月並みの表現ですが、あっという間の6ヶ月間でした。
 素晴らしい受講生と素晴らしい先生方に恵まれ、有意義な半年間でした。

 大きく進歩したと感じます。
 けど、広告デザインは、これが答え、というものが、あるのかもしれないけど、人によって変わる部分が大きいので、難しいと思うこともあります。
 web系だと、答えがしっかりしてる場合が多いけど(数学的)、DTPは終わりがないです。
 納期や締切に合わせて作るのはwebもDTPも同じでしょうけど、限られた時間の中で、どうやって作品を完結させるかの部分では、DTPのほうが難しいと思います。
 とりあえずは、これからも勉強を続けて、スキルアップに励みたいです。

 受講生はうちのクラスは19名でした。
 男性が10名。
 女性が9名。
 20代前半から50代まで、幅広い年齢層でした。
 平均は30歳ぐらい。
 卒業したのは18名です。
 1名が脱落した計算になります。
 修了式の時点で就職が決まっていたのは2名です。
 うちのクラスは、就職活動の進みが遅かったようです。

 6ヶ月を振り返ってみて、勉強になったのは確かですが、専門学校で学んだのは今回が初めてで、しかも職業訓練自体も初体験だったので、比べる対象がないので、実はよく分かりません。
 授業の内容などは良かったと思いますが、最上ではなかったのかもしれません。

 DTPに関しては、本当に勉強になりました。
 いずれは練習として、ブログのバナーやチラシでも作ってみるつもりです。

 WEBに関しても、今までよく分からなかった所とか、あやふやなままだった点が氷解して、ずいぶんとスキルアップしたと感じます。
 けど、同時に自分はweb系には向いてないと思うようにもなりました。
 ブログで文章を書く人なら理解していただけるかもしれませんが、ブログやサイトの見た目は、重要といえば重要。
 けれど本当に大事なのは中身です。
 凝った見せ方を工夫するよりも、中身をブラッシュアップすべきと思ってしまいます。
 だから、見せ方に対しての情熱がもてません。
 たとえばスライドショーを実装したり、画像が横から上から下からバーンと出てきたり、はたまたバラバラになったり元に戻ったり、アイコンを回転させたりとか。
 面白いけど、それをやったところで、何か意味があるのかと思うと、情熱が湧いてきません。

 もちろん、webデザイナーが仕事だったら、そんなことは言ってられません。
 お客の要望があれば、それに応じないといけないです。
 自分がweb系に向いてないと思うのは、始まりがDTPに興味があったという点もあるけど、webの見せ方にそれほど興味がない部分が関係しているかもしれません。
 web系の制作会社の面接を受けて、改めて実感した部分もありますが。
とあるweb制作会社の面接で言われたこと

 現在は、専門学校の関連企業で短時間のアルバイトをしつつ、就職活動をしています。
 アルバイトは1ヶ月限定です。
 システムというかカリキュラムの一環というか、学校が修了してすぐさようならだと就職率が下がるから、救済措置のような感じです。
 バイトの職場は学校の隣です。
 業務はweb用バナーの制作です。
 納期があるわけではなく、完成したバナーはストック扱いになります。
 就職活動をがんばるということで面接が優先で、遅刻や休みはいつでもOK。
 内定が出れば、その時点でアルバイトも終了となります。

 ちなみに、専門学校で半年間学んで、DTPデザイナーやwebデザイナーとして就職できるかどうかについては、たぶんその人によると思います。
 とりあえず若い方が有利なのは間違いないです。

 私は調理師として15年ほど働きました。
 料理の世界で、調理師専門学校を卒業した人は、料理に関わる分野の基礎は知ってるけど、正直それで実際の現場で役に立つかというと厳しいものがあります。
 実際の現場で重要なのは、場所にもよるかもしれないけど、料理の質と、料理を作るスピードだと思います。
 幾ら美味しい料理が作れても、作る速度が遅いと話になりません。
 逆にスピードだけ速くても、見た目や味が悪ければお店の評判を落とすことになります。

 自分は、なんとしてでもDTPの世界に入りたい訳ではないので、もし、仕事が見つからないようなら、調理関係の仕事に戻ってもいいかなと考えています。
 けど、せっかく広告デザインを勉強したので実務経験を積みたいです。
 もし調理の仕事に戻るなら、DTPやデザインの技能は低下するだろうし、やがては学んだことも忘れてしまいそうです。

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