家族が九州大学病院に10日間ほど入院しました。
MRIやCT、PET検査などを行いました。
総医療費はおよそ50万円でした。
検査だけでこの値段です。
患者は高齢者なので、実質の負担はわずかでした。
アメリカだと、医療費はどれぐらいかかったのだろうと検索したところ……
恐らく最低でもこの10倍(500万円)はかかっただろうと思われます。
20倍かもしれません。
アメリカの場合、盲腸の手術で500万円ぐらいかかる模様です。
ということで、日本はアメリカと比べたら、医療費は恵まれているのは間違いありません。
アメリカは、手術しても、保険が使えなくて破産する人も多いみたいです。
以前、海外ドラマ「ER」が好きでよく見てました。
けど、医療費の話題が出た記憶はあまりないです。
黒人と白人で、診療に差が出るみたいな話はよくありました。
黒人に対しては、高額な検査はしない、みたいな。
「俺が黒人だから、検査をしないんだろう」とか黒人のお爺さんが突っかかって、グリーン先生が看護師に「じゃあ、○○さんに、○○ドルの検査の予約を」みたいな場面がありました。
※ERの病院は郡病院なので、私立とは異なり、医療費はそれほど高額ではないはずです。
アメリカだと、病気になってお金がないと死ぬしかないようです。
交通事故で救急車を呼ばれても、医療費が高額だから、乗車を拒否するという話も聞いた覚えがあります。
それらを考えると、日本の国民皆保険制度は素晴らしいです。
自分自身はほとんど病院に行かないから、恩恵を感じることはないですが、今回は間接的にお世話になりました。
お金がなくて医療が受けられない状況は、悲しいし情けないです。
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