美味しいチャーハンをつくるには「火力」よりも「経験」が大事

チャーハンと火力

 お店の炒飯と全く同じものを家庭で作るのは難しいですが、たとえば家庭のコンロは「火力が弱い」からおいしい炒飯は作れない、ということはありません。
 チャーハンは白米の種類、水の加減も関係するし、炊きあがってからどれぐらいの時間が経っているのかも重要です。
 一般的には炊きあがったばかりの米はチャーハンに適していません。
 炊きあがってから半日経って、それから冷蔵庫に1日ぐらい入れていたご飯が適しているようです。
 もしくは冷凍していたご飯でもよいです。
 炒める前にレンジアップすると火の回りが早いです。
 レンジアップするときは、ラップはかけないほうがいいです。

炒飯を美味しくつくるコツ

 家庭で作る場合、お店とは同一の条件にはできないから、同じものを再現するのは難しいですが、それでも美味しく作るポイント的なものはいくつかあります。
 コツは、色々ありますが、刻んだ葱を入れる、油を多めに使う(サラダ油、ごま油など、複数使うのもあり)、うま味調味料(味の素)を入れる、など。
 あと、材料も入れすぎるとバランスが崩れるので、5種類ぐらいが適当かと思います。

 炒飯をおいしく作る重要ポイントは、作る人の経験だと思います。

 もし、作る人がたとえばラーメン屋でチャーハンをつくった経験があるのなら、家庭でも美味しいチャーハンができるはず。
 ま、その人が「火力が弱いから、お店とは同じものはできない」と思い込んでいたら無理ですが。

チャーハンとラード

 ありがちですが、ラードを入れるとかありますが、ラードを入れても、火力が強いコンロを用意しても、作る人が経験不足なら美味しいチャーハンはできません。

 作る人の考え方と経験が最重要です。
火力の弱いコンロでつくったチャーハン
 ▲このチャーハンは、お店でつくっていますが、うちのお店のコンロは異常に弱くてカセットコンロ並です。
 材料は、卵、白ネギ、万能葱、豚肉の細切れ、紅ショウガ。
 調味料は、サラダ油、ごま油、塩、味の素。めんつゆのもと。

炒飯にとって火力はひとつの要素に過ぎない

 火力が全てではない、と散々に書きましたが、もちろん、火力が強ければそれに越したことはありません。

 私もかつて、炒飯の美味しさは火力によって決まるんだと思っていた時期がありました。
 けど私に色々と料理を教えてくれた人がいて、その人がカセットコンロでびっくりするぐらい美味しいチャーハンを作りました。
 それから考え方が変わりました。
 当たり前ですが、料理の美味しさは、作る人によって変わるのだと。

 料理本に書いてある通りに料理をつくってもイマイチ美味しくない――
 よくそんな話を聞きますが、それは作る人の料理の経験が乏しいからです。
 何事も経験ということです。

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