パソコンのケースを10年ぶりぐらいに買い換えました。
ANTECの小型PCケース「P50」です。
関連記事は以下をご覧下さい、
・6年ぶりにパソコンを新調|前編
・6年ぶりにパソコンを新調|後編
・6年ぶりにパソコンを新調|番外編「i3-2120→i5-2400S」
以前使っていたのはANTECのSOLOというミドルタワーのケース。
値段の割には作りが良くて、静音にも配慮したケースでした。大きくて重かったけど。
今回、メーカーは同じANTECの「P50」。
「P50」、良く出来たケースと言いたいけど……8000円前後のケース(電源なし)としては標準的との感想を持ちました。
可もなく不可もなく。
後述しますがP50のフロントパネルの外し方に値段を感じました。
1万円を越えるようなケースだと、すんなりと行く部分だと思いますが、P50の場合、ちょっとコツがいります。
あとP50は説明書が薄っぺらい紙切れ1枚でした(SOLOの説明書はどうだったか覚えていない)。
自作の経験がある人にとっては特に問題ないけど、もし、自作が初めてならP50はやめたほうがいいです。分かりづらいです。
ケースの難易度としては中ぐらいです。
▲「P50」は背は低いけど幅は結構あります。
高さは36センチぐらい。
幅は26センチぐらい。
奥行きは38センチぐらい。
重さは4.4キログラム。
2.5インチシャドウベイがふたつ。SSD用。
3.5インチシャドウベイがみっつ。HDD用。
前面上部には5.25インチベイがひとつあります。光学ドライブを入れる場所。
P50には、ファンが前面に12センチファンがふたつ、後方に8センチファンがひとつあります。
前面吸気、後方排気です。
前面のファンは静かです。標準でファンコントローラー(ファンコン)がついているので、弱と強の2段階切り替えが可能。
スイッチを一番下(LOW)にすると、風量は弱。青LEDが光ります。
真ん中にすると、風量は弱。青LEDが消えます。
強(High)にすると、風量は強くなり、青のLEDも一段と強く光ります。
※真ん中はファンがオフになるようです。
ファンの音は、LOWを使う限り、そんなに気になりません。静かなほうです。
▲後ろのファンは8センチで小型ということもあって、ちょっとうるさいです。
静音ファンに取り替えてもいいけど、そうすると排気が弱くなってバランスが崩れると思われます。
ファンの数を増やせばなんとかなりそうですが、面倒なのでそのまま使います。
P50のフロントには、取り外し可能なメッシュカバーがつくようです。
ということはフロントパネルは外れるはず……
しかし、スライドさせる突起とか、ボタンはありません。ネジもなし。
説明書によれば、手を突っ込んで引けば外れる的なイラストが描いてあります。
下部に手を突っ込んで、引いてみるけど……外れる気配がありません。無理に力を入れると壊れそう。
しかし説明書通りに、一か八かじゃないけど、やってみることにしました。
ケースをひっくり返します。
くぼみがあるのでそこに手を入れます。
引っ張る。
外れそうにない。
若干反動を付けて引っ張ると――
外れました。
▲ケースをひっくり返しています。
ここら辺に価格を感じました。
もう少し値段の高いケースだとすんなりといく場合が多いかなと。
※白い布はエアコンフィルター。メッシュカバーにかぶせました。
フロントパネル、力を入れて引けば外れますが、気をつけないと破損する可能性もあるかもしれません。
力の方向が間違っていなければ、まずは大丈夫とは思いますが。
壊れても責任はとれないです。
何度か取り外ししていると、馴染んでくるみたいです。
▲前面のメッシュカバーにはエアコンフィルターをかぶせました。これをすると、内部に小さなゴミが入りません。
隙間をテープで塞ぐ
※これからの作業は推奨ではありません。
▲P50のトップ、メッシュになっています。
穴が結構大きくて、綿棒を押し込んだら入るぐらいのサイズ。
何かものが落ちるのは考えにくいけど、たとえばコーヒーやお茶は絶対に乗せない方がいいです(笑)
というか、ゴミが入りそう。
なので、メッシュの内側にテープを張りました。
ついでに、後ろの、IOパネルの横の部分、恐らくファンが取り付けられる箇所も、テープで塞ぎました。
▲穴を塞ぐと、空気が籠もって、内部の温度が上昇する可能性があります。
CPUの温度を確認しながら運用していきたいと思います。
追記
穴を塞いでしばらく使いましたが、自分の環境だと、特に問題はありませんでした。
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