たかたけし著「住みにごり」感想

「住みにごり」という漫画を読みました。
 ジャンルはホームドラマだと思います。
 1巻の段階では、ホラーにもなりそうな気配もありますが、今後、超常現象的なことは起きそうにないし、ゾンビが襲ってくることもなさそうです。


 主人公は29歳の男性。末吉。
 引きこもりの兄がひとり。
 普通の姉がひとり。
 アル中気味の暴力親父。
 母は病気で寝たきりという、いろいろと苦難が重なっている家庭です。
 実際にこういう家庭は多いと思います。
 ここまで重なるのも珍しいかもしれませんが。

 元凶は、父親だろうなと思えました。
 姉と次男(主人公)がまともに育っただけ良かったと考えるべきなのかもしれません。

 1巻は導入部として各家族の紹介のような感じで、中盤あたりに主人公の幼なじみの女性が出てきます。この森田という女性も学生時代にレスリングをやっていてキャラが立っています。
 末吉と兄と姉とその森田(と職場の同僚たち)で遊ぼうとするところで1巻は終わり。

 どう展開していくか楽しみです。

 2巻の感想については以下をご覧ください。
たかたけし著「住みにごり」2巻の感想 

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