旧ほっかほっか亭の調理手順一覧表

旧ほっかほっか亭の調理手順表を押し入れから発掘

 ほっかほっか亭の調理手順一覧表なるものが押し入れに入ってました(管理人は以前、ほっかほっか亭で働いていたことがあります)。
 お弁当の調理基準書みたいなものです。
 この手順一覧表があれば、ほっともっとやほっかほっか亭のお弁当が、お家で完璧に再現できるよ! ……というわけではないです。
 読めば分かりますが、のり弁当の作り方のところに書いている文章ですが、

1 容器にライス300グラムを入れる。
2 ライスの上におかか10グラムと甘細昆布5グラムをふりかけ、その上にのり弁用のりを置く。
3 のりの上左部にかつおタクアン、右部にキンピラを置く。
4 その手前にチクワの天プラを横におき、バランをたてかけて、白身フライを手前におく。
5 ソースミニポリを左上に置き、フタをする。

 これでは再現できないです。
 万事この調子です。
 本部から納入される食材がないと、再現は難しいです。
 似たようなものはできるかもしれませんけど。

 しかし、のり弁当は簡単だから再現はできます。

 ▲こちらはから揚げ弁当です。
 作り方も書いてあります。
 肝心の鶏肉の仕込みの部分は不明です。
 鶏肉は味付けをした状態で納品されていました。
 店舗では衣を付けて揚げるだけです。

 ▲ビーフ弁当は好きでした。
 紅白なますと甘辛い牛肉との組み合わせはいいです。

ビーフ弁当の味付けを再現

 ビーフ弁当の味は家庭で再現できます。
 材料は牛肉と、玉葱の細切り。
 上記のをフライパンで炒めます。
 火が通ったら、天丼のタレを投入します。
 さらに火を加えて、とろみが付けば完成です。
 天丼のタレは、砂糖と醤油と酒を煮詰めればできますが、市販のものを買ってきたほうが失敗はないと思います。

 ビーフ弁当の再現レシピについては以下のエントリーをご覧ください。
ほっかほっか亭のビーフ弁当を家で作ってみる|古いビーフ弁当を再現

 牛焼き弁当というのは記憶にないですが、焼肉弁当としてリニューアルされたかな、記憶は定かではないです。
 ただ、食べる直前に入れるおろしにんにくが結構パンチが効いていました。
 美味しいけど、完全に男性向け。
 すき焼きを食べると沢庵が食べたくなりますが、たぶんほっかほっか亭のすき焼き弁当の影響です。

 ▲おかずセットのつくりかたものっています。
 お弁当の底に入っているスパゲティについての作り方も書いてあります。
 が、茹で時間などは記されていません。
 お弁当に入っているパスタの再現については以下のエントリーをご覧ください。
ほっともっとのお弁当に入っているパスタの作り方



 一覧表の横のスペースには、QSCなる項目があります。
Q Quality クオリティ 品質
※料理がおいしいこと
 どこのお店で買って食べても同じ味の商品でなくてはならない。
 その為には心を込めて、マニュアル通りに作らなくてはなりません。

S Service サービス 奉仕
※満足して帰って戴くこと
 お客様とのふれあいを通して、常にお客様の立場に立ってお客様から喜んで戴けるよう努力しなければなりません。 

C Cleanliness クリンリネス 清潔
※気持ちよいきれいな店であること
 きれいな店、清潔感のある店の従業員から提供されるお弁当は、必ずお客様に喜んでいただけるはずです。

 ほっかほっか亭やほっともっとのお弁当を家で再現してみるのはなかなか難しいです。
 手間暇を考えると、店舗に買いに行くのが手っ取り早いです。

 ほっともっと関連は以下をご覧ください。
ほっかほっか亭のビーフ弁当を家で作ってみる|古いビーフ弁当を再現
ほっともっとのチキン南蛮弁当は家で作れる?
ほっともっとのお弁当に入っているパスタの作り方
ほっともっとの「のり弁」をお家で再現してみる
「ほっともっと」と「ほっかほっか亭」の唐揚げ弁当はどちらがおいしい?
ほっともっとのお弁当を家で再現できるか
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