町田・小1ひき逃げ死亡事故について

 横断歩道を横断中の小学校一年生が、左折のトラックの前輪に巻き込まれて死亡した事故がありました。
 横断歩道上で、信号は歩行者側が青(車両側も青)での事故だから、トラックのほうに非があります。
 映像を見た限り、子どもが突っ込んでいるように見えるけど、これは仕方がないです。
 自分自身の子どもだった頃を振り返っても、道路を渡るときにあまり左右は見渡していなかったように思います。
 あとで、近所のおばちゃんに注意されたこともありました。
「あんた、車に轢かれそうになっとったよ。トラックが急ブレーキで止まったから良かったけど」
 自分自身は全く気づきませんでした。
 だから子どもって、そういうものだと思います。後先見ずに突っ込みます。

 これは想像ですが、トラックの運転手は、別のものに気を取られていたのかもしれません。
 自分にも経験あるけど、視界に入っているものがあってそれが動いている場合、どうしてもそこに注意がいきます。
 たとえばこの場合、横断歩道の向こう側から、自転車か何かがやってきていたのかもしれません。
 それで、自転車が来てるが、距離があるので、自分(トラック)のほうが早く横断歩道上を通過できる。モタモタしていると、自転車が近づいてくるから、さっさと通り抜けてしまおう、という考えだったのかもしれせん。
 そんなことは関係なくて、いつも安全確認をせず、右折左折をしていた可能性もありますが。

 どちらかが1~2秒、早かったり遅かったりすれば、避けられた事故なのかもしれません。
 そう考えると、事故って本当に怖いなと思います。
 小1のお子さんは亡くなってしまったけど、数秒の差で、何事もなかったかもしれない。
 この先、80年ぐらい生きたかもしれません。

 轢いてしまったほうのトラックの運転手も、人生が変わってしまった。
 もちろん、安全確認を怠った運転手が悪いし、あの場合は徐行、もしくは一時停止をするべきでした。

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