バイク通勤における安全運転の定義を考える

アドレスV125(横から)
 私はアドレスV125という原付2種のスクーターで通勤しています。
 購入は2007年なので、今年で8年目です。
 アドレスV125については、以下のエントリーをご覧ください。
原付二種スクーター(アドレスV125)で通勤して分かったこと
原付二種スクーター(アドレスV125)の7年間の整備記録
125CCのスクーター「アドレスV125」のレビュー
原付二種スクーター(アドレスV125)の加速についての話

バイクは危険な乗り物

 通勤で最も重視する点は「安全であること」だと思います。
 ほかには、通勤にかかる時間(短いほどよい)、経済的であること(安価なほうがよい)、などがあげられます。
 ですがやはり安全に、というのが最重要です。
 いくら目的地に早く辿り着けても、電車よりランニングコストが安くても、事故の危険と隣り合わせという状況なら電車通勤のほうがよいです。そちらのほうが長生きできます。

「安全に目的地に辿り着く」
 書いてしまえば簡単ですが、実際はなかなか難しいことだと思います。
 たとえば交通法規を完璧に守れば安全なのか。
 建前的にはそうなります。
 ですが、自動車学校で習ったことをそのまま公道に持ち込むと、嫌な思いをする可能性が高いです。嫌な思いだけならいいけど、同時に危険でもあったりします。
 かといって交通法規にとらわれずに運転すると危ない目にも遭うし、交通警察のお世話になる場合もあります。
 要はバランスだとは思いますが、このバランスを文章で表現するのは難しいです。
 制限速度は守らなければなりません。
 それは当たり前ですが、バイクや4輪に限らず、頑なに制限速度を守る人がいますが、正しいか正しくないかならもちろんそれは正しいです。
 しかし、道路にはいろんな人がいますから、制限速度を守っていると、守らない車に追いつかれます。
 なので、速度については「流れにのる」という選択肢が場合によってはベストだと思います。

後ろから見られていると仮定すると……

 速度以外の運転について、発進や停止、交差点の通過などについては、折に触れてこう考えるようにしています。
 後ろに、パトカー、もしくは白バイがいる。
 こう考えると、ある程度安全に配慮した運転ができるかと思います。

 かといって、この考えも時と場合によります。
 たとえば、右折待ちをしている。
 矢印信号が青になって発進する。
 けど、途中で赤に変わった。
 1台や2台はそのまま右折する場合もあります。
 自分の後ろにいる車が曲がるつもりで距離を詰めている場合は、赤になったからといって停まると追突される危険があります。
 この場合は、信号を無視してさっさと右折するべきです。
 厳密にいうと信号無視です。
 けれど、停まったらぶつけられますから、周りの状況にもよりますが、そのまま進むのが正しいと思います。

 信号についての考え方ですが、ときどき黄色や赤でそのまま滑り込む車がいますが、できるだけ停まったほうがいいです(当たり前)。
 ほかの車に迷惑をかけることになります。
 信号が赤になっても直進していると、右折待ちの車が交差点で立ち往生する事態になりかねません。
 また、見切り発車する車もいますから、特に見通しの悪い交差点だと出会い頭に衝突する危険もあります。

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