私が通っていた小学校は、いま振り返ると国際色豊かでした。
一番多いのは日本人。
ついで朝鮮人。
黒人(たぶんハーフ)と白人は1人ずつ。
あるとき、学校の渡り廊下みたいなところで、黒人と白人が殴り合いのけんかを始めました。
殴り合いというか、とっくみあいです。どちらも左手で相手をつかみながら、右手で相手の顔面を小突く感じ。
日本人と朝鮮人が2人の周りを囲んで声援を送りました。ちょっとした地獄です。
けんかの勝敗は覚えていません。
以下はけんかとは関係ない話。
小学校5年生ぐらいのとき、母親から、家から歩いて数分の酒屋で、煙草のフィルターを買ってきてとお使いを頼まれました。
詳細は忘れたけど、確か5個買うと、1個分、おまけしてくれるみたいな感じで、その酒屋の主人ではない、その主人の奥さんと母との間で取り決めがあったようです。
酒屋に行ってみると、店番はくだんの黒人少年でした(アルバイトをしているわけではなくて酒屋の家族)。
母親から告げられたおまけの件を伝えるも、黒人少年は「わからない」とのこと。
正規の値段で購入し、母親のところに戻ると、割引が適用されてなくて怒られました。
じゃあ自分で行けよ、という話です。
大人になって考えると、割引の件は、自分は又聞き、黒人少年は事情は知らず、割引が適用されるわけがないです。
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