人は人と会話するとき、案外と相手の言葉を聞いてない

 SNSで、とある漫画家が、漫画1ページで1万円と聞いていたけど、実際は1記事(12ページ)で1万円しかもらえなかったと主張していました。
 面白おかしく脚色しているようで、事実とは少し異なるようですが、それはどうでもいいです。
 最初に、その主張を聞いたとき、漫画家の聞き間違いなのでは? と思いました。

 人って、案外と他人の話をきかないものです。
 そして、自分の都合のいいように解釈することも多いです。
 しかも、自分が間違っているなんてみじんも考えません。
 ▲この自分が間違ってない、という考えは誰でも共通するようです。何か不都合があったとき、なるべく「自分の問題ではないか」と自問するようにしています。けどなかなかこれが難しいです。

 ずいぶん前ですが、友人と釜山旅行に行きました。
 会話の一部を、記念もかねてICレコーダーで録音していました。

 デパートでお買い物をするときに友人とは別行動をとりました。
 1時間後に、Aという場所で落ち合おうと決めたつもりでした。
 1時間経ってAという場所に行きましたが友人は来ません。
 30分ほど待ちましたが、友人はBという場所で待っていました。

 何をしてるんだこいつは、とそのときは思ったけど、あとで録音した会話を聞いてみると友人ははっきりと「Bで待ってるから」と言っていました。
 自分はその言葉を聞き流していたようです。
 驚きです。

 だから仕事の日程や報酬など、大事なことは文書やメールに残しておくべきと思います。

 最近の風潮として、編集者が悪く言われることが多いですが、クリエイターにとって編集者は、身近な客観的視点ですから、大事な存在です。
 信頼関係だけは保持しておくべき存在と思います。

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