福岡のWEBやデザイン系の求職者支援訓練についての話です。
ネットでは、求職者支援訓練の専門学校を修了しても、就職はできない、就職率は2割を切るみたいなことが書かれていて、本当かな? と眉唾物だったけど、いざ自分が経験してみると、あながち間違いでもない……と思うようになりました。
結論から書きますが、特定の業種に固執すると、就職は難しいです。
特にデザイン系は、未経験だと、応募できる会社自体が少ないです。
年齢は、若い方が有利です。
就職できる確率ですが、経験則ですが、20代であれば5割、30代で2~3割、40代で1割未満……という感じでしょうか。
もし経験者なら、年齢は特に大きな要素ではないかもしれません。
業種を広げれば、就職できないことはないとは思いますが、正直なところよく分かりません。
WEB系の求人数はデザイン系より多いです。
とはいっても、やはり年齢がネックになると思います。
WEB系はできたばかりの会社が多く、従業員も20代、30代がメインの場合が多いようです。
そこにたとえば未経験で40代、50代の中年が中途で入れるか? ……厳しいといわざるを得ないです。
自分が20代だとして、職場に未経験の30代後半とか40代が入ってきたら嫌です。
自分が経験した流れをざっと書いてみます。
・ハローワークにて求職者支援訓練の相談をして申し込みを行う。
・専門学校による面接が実施。
・面接に合格したので入校。
・半年間学ぶ。
卒業する時点で就職が決まっていたのは2名です。
クラスはおよそ20名いました。
残り18名のうち、その半分強ぐらいの人数は、専門学校の関連会社にアルバイトとして入社しました。
1ヶ月限定です。
これは、専門学校側が、就職率を誤魔化すための措置なんだろうと思います。
業務は、WEBバナーの作成です。
面接などのために休むのはいつでもOKでした。
アルバイト期間中でも、専門学校側のキャリアコンサルタントによる面談は週1回の頻度で行われました。
サポートはまあ厚かったと思います。
仮に人数を12名としておきますが、1ヶ月後、アルバイトが終了する日に就職が決まっていたのは0人でした。
途中、大型連休を挟んでいたのが大きかったかもしれません。
会社としては、大型連休の前だと忙しいだろうし、あとも暇ではないはずなので、その時期に新しい人を雇おうという会社は珍しいかもしれません。
自分の目からみて、この人は優秀で、すぐに就職は決まるだろうと思っていた人もなかなか決まりませんでした。
職を得るのは、案外難しいものだと思いました。
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